研究課題/領域番号 |
63570837
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研究種目 |
一般研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
眼科学
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研究機関 | 宮崎医科大学 |
研究代表者 |
千原 悦夫 宮崎医科大学, 医学部, 講師 (20111958)
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研究分担者 |
直井 信久 宮崎医科大学, 医学部, 講師 (50211412)
鳥井 秀雄 宮崎医科大学, 医学部, 助手 (00164070)
山元 章裕 宮崎医科大学, 医学部, 助手 (90166778)
林田 中 宮崎医科大学, 医学部, 助手 (40164975)
澤田 惇 宮崎医科大学, 医学部, 教授 (10040247)
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研究期間 (年度) |
1988
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研究課題ステータス |
完了 (1988年度)
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キーワード | 緑内障 / 軸索輸送 / 虚血性神経障害 / 低眼左線内障 |
研究概要 |
緑内障における視神経障害の原因として機械的障害と虚血性障害が関与していると考えられる。緑内障の得意型である低眼左線内障における視神経障害の様式が機械的要因によるのか血管障害によるのかはその治療とも関連して興味あるところである。今回網膜閾値感度を児童視野計オクトパスで調べた結果は低眼左線内障における視神経障害には虚血性因子がより多く含まれていることが示された。すなわちmean defectのわりにloss varianceが大きい傾向が認められ、これは虚血性障害に近いものである。このような違いはパターンERGにおいても認められ、低眼左線内障と高眼左線内障ではP100潜時と振幅の障害の程度に差があり、両者の臨床的な差異を示す一つの所見と考えられる。
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