研究課題/領域番号 |
63570972
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研究種目 |
一般研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
小児・社会系歯学
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研究機関 | 東京歯科大学 |
研究代表者 |
茂木 悦子 東京歯科大学, 矯正学教室, 助手 (50147253)
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研究分担者 |
宮崎 晴代 東京歯科大学, 矯正学教室, 助手 (30174163)
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研究期間 (年度) |
1988 – 1989
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研究課題ステータス |
完了 (1989年度)
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配分額 *注記 |
300千円 (直接経費: 300千円)
1989年度: 300千円 (直接経費: 300千円)
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キーワード | 顎機能異常 / 矯正治療 / 疫学調査 / 臨床調査 / SAMシステム / 顎関節X線診査 |
研究概要 |
疫学調査においては、“顎機能異常についての矯正学的研究ー第1報 小学、中学、高校生の疫学調査ー"(日本矯正歯科学会誌47巻3号)を発表し、若年者における顎機能異常発現率から経年的に増加傾向があることが示されたため、小学生以下と高校生以上(本学学生)を対象としてさらに調査し、その結果を第240回東京歯科大学学会において報告する。これら小児から成人までをまとめてAmerican Journal of Orthodontics誌に発表予定である。 臨床調査においては“ー第2報 矯正患者における臨床調査ー"(日本矯正歯科学会誌47巻3号)で発表後、矯正治療の影響が示され細分化して調査する必要が生じ、経時的観察を続行中である。また混合歯列期に行った矯正治療の経過を顎関節経頭蓋法X線規格写真により経年的に観察し、矯正治療の有用性を報告(現在投稿中、掲載誌日本矯正歯科学会誌49巻3号)した。 当初の計画であった機能的検査の充実を計るためのSAMシステムの導入とそのソフト化については、第48回日本矯正歯科学会において、“コンピュ-タ-画像処理法を用いた下顎位表示装置(MPI、CPI)のデ-タ表示"として発表した。第3回顎関節学会ならびに第49回日本矯正歯科学会ではこのシステムに入力の簡便化やデ-タベ-スの導入などの改良を加え、いわゆる正常咬合者の下顎位について不正咬合者に対するコントロ-ル群のデ-タとして発表予定である。 また第3回顎関節学会においては、顎関節症患者の矯正治療例を報告予定であり、“Clinical questionnaire for the TMJ dysfunction patients with post-orthodontic treatment"は1990 American Association of Orthodontistsにおいてtable clinicで発表予定である。
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