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日本語入力方式の長期実作業データに基づく比較評価

研究課題

研究課題/領域番号 63580021
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 情報学
研究機関東京工業大学

研究代表者

木村 泉  東京工業大学, 理学部, 教授 (50015525)

研究分担者 久野 靖  東京工業大学, 理学部, 助手 (00170019)
研究期間 (年度) 1988
研究課題ステータス 完了 (1988年度)
配分額 *注記
900千円 (直接経費: 900千円)
1988年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
キーワード日本文入力 / キーボード配列 / SKY配列 / OASYS配列 / JISかな文字配列 / Dvorakローマ字打ち / キーボードの習得 / 打鍵タイミング記録
研究概要

1.実験データの採取
次の2項目について、初心者によるキーボード習得状況を計測、記録した。計測は森川(製品科学研究所)の計測ツールによった。
(1)SKY、OASYS、JISかな文字の3種。被験者は未経験アルバイト学生各1各。練習時間は通算各100時間。実作業の自然な姿をとらえる趣旨から、文章は自分が打ちたいものでよいこととした。
(2)Dvorakローマ字打ち、SKY、OASYSの3種。被験者は研究代表者本人。ただし前2者は10時間程度。OASYSは40時間程度。
2.結果の概要
実験データは目下解析中であるが、現時点でわかっていることを定性的に記せば次のとおり。
(1)OASYSJiSかな文字の両者はSKYと比べると習得の進行が遅い。その大きな原因は指の運動に初心者にとっては馴染みがたい部分があることのように見える。
(2)SKYは習得がきわめて速く、また打鍵数が少ないため、比較的速く実用速度に達する。
(3)Dvorakローマ字打ちも習得は速いが打鍵数がQWERTYローマ字打ちと変らないため、メリットが出しにくい。
3今後の課題
被験者数を増すべく、準備中である。SKYがきわめて好成績であったので、SKY対SKY以外の比較を中心として将来の実験を進める考えである。

報告書

(1件)
  • 1988 実績報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (3件)

  • [文献書誌] 木村泉: 計算機システムのヒューマンインターフェース・シンポジウム報告集. 11-24 (1988)

    • 関連する報告書
      1988 実績報告書
  • [文献書誌] 木村泉: 精密工学会誌. 55. 471-475 (1989)

    • 関連する報告書
      1988 実績報告書
  • [文献書誌] 木村泉: 情報処理学会研究報告(ヒューマンインターフェース研究会). (1989)

    • 関連する報告書
      1988 実績報告書

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公開日: 1988-04-01   更新日: 2016-04-21  

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