• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

NDPキナーゼの機能解析と遺伝子の単離

研究課題

研究課題/領域番号 63580133
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 物質生物化学
研究機関(財)東京都老人総合研究所

研究代表者

木村 成道  (財)東京都老人総合研究所, 生化学部, 研究員 (60073029)

研究分担者 渡辺 和忠  (財)東京都老人総合研究所, 生化学部, 研究員 (70114717)
島田 信子  (財)東京都老人総合研究所, 生化学部, 助手 (60158962)
研究期間 (年度) 1988
研究課題ステータス 完了 (1988年度)
配分額 *注記
1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
1988年度: 1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
キーワードNDPキナーゼ / タンパク質一次構造 / 遺伝子
研究概要

NDPキナーゼはATP以外の(d)NTP産生を行い、生体成分合成の多様な反応に関わる。私共は最近本酵素が膜情報伝達系の必須調節因子GTPの供給系として機能している可能性を見出した。本研究はこれ等多様な役割をもつと推定される本酵素について、酵素蛋白化学、遺伝子構造の解析を主な目的として行われた。
本研究は研究計画に沿って進められた。以下にその概要をまとめる。
1).細胞質性酵素の精製については、私共の手による既報の方法に加え、FPLCを使用したイオン交換、ゲルロ過カラム法などの有効性を確認するとともに、これ等の方法に準じて酵素精製を行った。
2).NDPキテーゼの部分的アミノ酸配列を明らかにするため、精製酵素をリシルエンドペプチダーゼ消化し、得られたペプチド断片を逆相カラムを用いたHPLCにて分離した。このうち4種のペプチドについてアミノ酸配列が判明した。
3).次にアミノ酸配列の判明したペプチド1種について、対応する予想されるヌクレオチド配列をもつオリゴヌクレオチドの作成を行った。この際、プローブとして48マーオリゴヌクレオチド一種および17マーヌクレオチド混合物の2通りのものを用意した。必要に応じて更に有効性の高いプローブの作成を考慮中である。現在、利用可能なCDNAライブラリーの検討、およびNDPキナーゼCDNAクローニングに向けて必要な準備を進めている。
以上のごとく、本研究は未だ完結をみるに至ってないが、着実な進展をみることができ、これ迄に得られた実績は貴重なものであることは言をまたない。今後本研究課題を継続して進めるとともに、完成に向けて努力する予定である。

報告書

(1件)
  • 1988 実績報告書
  • 研究成果

    (4件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (4件)

  • [文献書誌] Kimura,N.;Shimada,N.: Biochem.Biophys.Res.Commun.151. 248-256 (1988)

    • 関連する報告書
      1988 実績報告書
  • [文献書誌] Kimura,N.,;Shimada,N.: J.Biol.Chem.263. 4647-4653 (1988)

    • 関連する報告書
      1988 実績報告書
  • [文献書誌] Kimura,N.,;Hayafuji,C.,;Kimura,N.: J.Biol.Chem.264. (1989)

    • 関連する報告書
      1988 実績報告書
  • [文献書誌] 木村成道: 実験医学. 6. 1151-1156 (1988)

    • 関連する報告書
      1988 実績報告書

URL: 

公開日: 1988-04-01   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi