研究課題/領域番号 |
63580223
|
研究種目 |
一般研究(C)
|
配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
科学教育
|
研究機関 | 東京学芸大学 |
研究代表者 |
篠原 文陽児 東京学芸大学, 教育学部, 助教授 (00113035)
|
研究分担者 |
木村 捨雄 鳴門教育大学, 学校教育学部, 教授 (90000059)
井上 光洋 東京学芸大学, 附属教育工学センター, 助教授 (60016491)
|
研究期間 (年度) |
1988 – 1989
|
研究課題ステータス |
完了 (1989年度)
|
配分額 *注記 |
2,200千円 (直接経費: 2,200千円)
1989年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
1988年度: 1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
|
キーワード | CAI / 教材開発支援システム / 知識表現 / 理科教育 / 中学校 / 教員研修 / デ-タベ-ス / 科学教育 / 科学的思考 / 中学校理科教育 / 授業研究 / システム開発 / 発見学習 |
研究概要 |
CAIシステムの理科教育の利用は、個別化教育や個性化教育に止まるものではなく。コンピュ-タの膨大で迅速な情報処理・知識処理の機能によって、学習者が、理科教育の大きな目標の一つであるサイエンティフィック・ワ-ルドの特質を獲得し、これを彼等自身で発展させたり活用できたりするようでなければならない。そして、これらのコ-スウェアを教師が設計開発する手段を、授業を創造するという事実を明確にしたコ-スウェア開発支援用ソフトウェアの開発と利用評価が急務であった。 そのため、研究の最終年度である本年度は、前年度(第1年次)の研究成果を基礎に、 (1)授業の過程における典型的主発問のデ-タベ-ス化とフレ-ム記述の統合化の拡充として、前年度に確定したサイエンティフィック・ワ-ルドの属性構造と嘱性値に基づいて、デ-タベ-スの改修・拡充をは図った。 (2)知識表現方法と知識デ-タベ-スの設計モデルをある程度完成させ、数学においても利用評価した。 (3)CAI理科「コ-スウェア・デザイン・サポ-ト・システム」を完成させ、実践的利用と評価が、千代田区立一橋中学校の2種類の教師(教職経験2年未満の教師及び、同2年以上5年未満の教師)に対して実施された。 なお、「原子・分子」単元のコ-スウェアが新たに開発されたが、「電流」単元のそれ程には、評価結果は十分なほどには、教職経験2年以上5年未満の教師には、効果をあげ得ていなかった。
|