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MUレーダーを用いたメソスケール現象に関する4次元解析の研究

研究課題

研究課題/領域番号 63601010
研究種目

重点領域研究

配分区分補助金
研究機関東京大学

研究代表者

住 明正  東京大学, 理学部, 助教授 (10179294)

研究分担者 時岡 達志  気象庁, 気象研究所, 室長
瀬上 哲秀  気象庁, 数値予報課, 技術専門官
山岬 正紀  気象庁, 気象研究所, 室長
渡辺 明  福島大学, 教育学部, 助教授 (70114006)
研究期間 (年度) 1988
研究課題ステータス 完了 (1988年度)
配分額 *注記
1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
1988年度: 1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
キーワードMUレーダー / 4次元解析 / 内部重力波
研究概要

梅雨期の中間規模擾乱を、MUレーダーを用いて連続的に観測し、一点観測であるが、時系列データを取得し、4次元同化作用を用いることにより、詳細な解析を得ることを主目的として、7月6日〜10日にわたり観測した。不幸なことにこの期間は、梅雨の中休みで、降水を伴う擾乱は観測されず、大気中層の混合層のデータが得られた。
解析手法を確立するために、87年2月17日〜18日の低気圧の例について研究を行なった。まず、モデルを用いる前に、天気図から、低気圧の移動速度、及び、移動方向を読みとり、単純な時間-空間変換法でデータとし、ゾンデのデータ等と一緒にして解析を行なった。
その結果、2月17日21時前後の12時間をとると、信楽を中心に130°Eから140°Eにいたる直線上のデータが得られたことになる。130°E、140°Eにおけるゾンデとの比較をみても、この変換が、妥当なものであることが確認された。これらのデータを基に、解析を行なってみると、四国沖に存在する積雲域から、東方に向けて伝播する内部重力波(周期6時間程度)が解析された。この様な豪雨に伴う内部重力波の解析は、以前にも、Ninomiya(1982)で指摘されたが、MUレーダーで解析されたことは興味深いことである。

報告書

(1件)
  • 1988 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] A.Sumi: J.Meteorological Society of Japan. 67. (1989)

    • 関連する報告書
      1988 実績報告書

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公開日: 1988-04-01   更新日: 2016-04-21  

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