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廃棄物処理に伴うメタン発生の機構と制御

研究課題

研究課題/領域番号 63602545
研究種目

重点領域研究

配分区分補助金
研究機関東京農業大学

研究代表者

大山 銀四郎  東京農業大学, 農学部, 教授 (80078089)

研究分担者 大野 靖美  東京農業大学, 農学部, 助手
牛久保 明邦  東京農業大学, 農学部, 講師 (60078219)
高井 康雄  東京農業大学, 総合研究所, 教授 (40011796)
研究期間 (年度) 1987 – 1988
研究課題ステータス 完了 (1988年度)
配分額 *注記
2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
1988年度: 2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
キーワード埋立 / 嫌気性発酵 / メタン / 大気汚染 / 下水汚泥 / 野菜 / 家畜ふん尿 / 都市ゴミ
研究概要

1. 研究の目的
本研究は、調査研究の極めて少ない都市ゴミ・汚泥の埋立地および家畜のふん尿の処理によるメタン発生機構、その発生量の原単位を測定算出してこれらの原因によるメタン発生量を制御するための基礎的知見を得る。
2. 研究の成果および考察
家畜(牛,豚,鶏)ふん尿を供試液とし、有効容積2.4m^3の嫌気性発酵槽を用いてメタン発酵試験を実施した。各供試液の調整は、牛ふん20kg/日(BOD負荷量0.262kg/日、以下同様)、豚ふん20kg+水20kg/日(0.924kg/日)、豚ふん40kg+水40kg/日(2.408kg/日)および鶏ふん40kg+水50kg/日)(0.288kg/日)の4区とし、各々の発酵槽内滞留日数は、120日、60日、30日および40日となる。家畜ふん尿のBOD負荷量とガス発生量の関係で、BOD1kg当りのガス発生量(メタン発生量も同様)は、BOD負荷量が大きくなるにしたがって減少する傾向にあるが、1日当りのガス発生量は逆の傾向を示した。次に滞留日数とガス発生量の関係について、BOD負荷量の基礎数字を農林水産省が家畜ふん尿処理施設を設計する際に示した基準値から単位頭羽数当りのガス量および熱量を次式を根拠に算出した。CH_4+2O_2→CO_2+2H_2O+212.8KCal。その結果、前述の実験で求められた豚ふんBOD1kg当りのガス発生量1.2m^3/日を参考にすると、牛1頭のBOD負荷量0.6kg/日(BOD濃度24g/l、以下同様)の30日滞留で4000KCal/日、豚1頭BOD負荷量0.183kg/日(64g/l)の30日滞留で1200KCal/日、鶏の場合100羽でBOD負荷量0.975kg/日(65g/l)の45日滞留で11500KCal/日となり、y=3.25×x^<0.679>の関係式を得た。ただし、y:ガス発生量(m^3/日)、x:BOD容積負荷量(kg/m^3・日)

報告書

(1件)
  • 1988 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 牛久保明邦,加藤雅義,吉村正敬,鈴木伸一,米安 晟,大山: 東京農業大学 農学集報. 38. 19-27 (1988)

    • 関連する報告書
      1988 実績報告書

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公開日: 1988-04-01   更新日: 2016-04-21  

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