研究課題/領域番号 |
63603504
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研究種目 |
重点領域研究
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配分区分 | 補助金 |
研究機関 | 室蘭工業大学 |
研究代表者 |
望月 定 室蘭工業大学, 地域共同研究開発センター, 助教授 (70084308)
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研究分担者 |
丹治 辰男 室蘭工業大学, 工学部, 助手 (40002901)
向井田 健一 室蘭工業大学, 工学部, 助教授 (50002861)
近藤 俶郎 室蘭工業大学, 工学部, 教授 (30002851)
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研究期間 (年度) |
1988
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研究課題ステータス |
完了 (1988年度)
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配分額 *注記 |
2,500千円 (直接経費: 2,500千円)
1988年度: 2,500千円 (直接経費: 2,500千円)
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キーワード | 海水ウラン / 吸着 / 温排水の利用 |
研究概要 |
本年度は初年度であり、課題遂行にかかわる基本的な分離・分析機器計測機器など周辺装置類の整備に重点を置いて研究を進めた。 装置類の整備と試験結果 1.ドラフトチャンバー 吸着床に充填した吸着剤から海水ウランを効率よく分離し、ウランのα線計測用試料を作成するに至る一連の操作をスムースに実施できるシステムを組み入れたカリフォルニアフード(ヤマト化学(株)FYK型)を導した。このチャムバー内には、ウラン系列のα放射性核種(^<226>Ra以下の短寿命核種)の標準設定が可能な生成・分離装置も組込である。各システムの操作試験から、本装置が有効に作動することを確かめた。 2.α線計測装置 現有装置の有効利用を図る観点から我々はガスフロー型α線測定器、シリコン半導体検出器つき波高分析器の両方を現有しているので、これらを利用しα線スペクトルによる測定を主として進めることにした。このために電着法による測定試料の調整用電着セルを製作した。各種動作特性試験の結果、本装置ではバックグラウンドもほとんど検出されないので、ウラン濃度の高い試料海水ウランのα線スペクトル測定が精度よく実施できる見込を得た。 3.吸着床 本研究の主目的である吸着床の開発について、初期計画に沿って高速温排水流に適応できることに重点を置いた流動方式平行板型吸着床を設計し試作した。試作吸着床は水槽を用いて吸着床中の流れ状態のチェックを中心に試験継続中であるが、十分適応できる見込を得ている。なお実温排水流による試験は発電所の都合から5月以降実施する予定である。
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