• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

流体力学における超計算機適合アルゴリズム

研究課題

研究課題/領域番号 63613008
研究種目

重点領域研究

配分区分補助金
研究機関京都工芸繊維大学

研究代表者

里深 信行  京都工芸繊維大学, 工芸学部, 教授 (30027891)

研究分担者 宇宙科学研究所, 宇宙輸送, 助教授 (60114849)
高見 穎郎  東京大学, 工学部, 教授 (80010718)
吉沢 能政  筑波大学, 構造工学系, 教授 (30029392)
研究期間 (年度) 1988
研究課題ステータス 完了 (1988年度)
配分額 *注記
7,600千円 (直接経費: 7,600千円)
1988年度: 7,600千円 (直接経費: 7,600千円)
キーワードベクトル / 超計算機 / 並列型超計算機 / 差分法 / 有理ルンゲ・クッタ法 / 群陽的差分法 / モンテカルロ法
研究概要

並列型超計算機適合アルゴリズムの研究分野においては。代表者の提案した複数の格子点からなる群に対して、非対称な陰的差分法を適用して得られる連立方程式の係数行列を解析的に反転して陽的差分表示を得る群陽的差分法に対する並列計算機上での性能の評価を62年度に導入した超立方体結合方式の計算機(Ncube4)で、圧縮性流れの各種検定問題に対して試み、4CPUに対してほぼ理論上期待できる最良の加速比が得られることを実証し、その成果を昨年7月米国ウイリアムスバーグで開催された第11回流体力学における数値的方法に関する国際会議において発表した。また、ベクトル型超計算機に適合したアルゴリズムとして既に提案した時間積分法に有理ルンゲ・クッタ法を用いる線の方法を領域分割法と組合せることにより、多数のCPU上で並列計算を可能とする方法の可能性を超立方体結合方式で16CPUのFPS Tー20を用いて検討し、領域分割数と収束に至るまでの反復回数の関係、各領域間のデータの通信負荷の大小の計算効率に及ぼす効果などを調べ、実用的な計算を行なう上での重要な多くの知見を得た。さらに、ベクトル型超計算機では、各分担者が稀薄気体流に対するモンテカルロ法の応用、ロケット型物体や翼まわりの3次元高レイノルズ数流れに対する超計算機コードの効率と信頼性の検討と評価を低速から超音速に至る広い流れ領域に対して行ない、別紙の論文リストに示すように多大の成果を挙げた。

報告書

(1件)
  • 1988 実績報告書
  • 研究成果

    (6件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (6件)

  • [文献書誌] K.Morinishi: AIAA Paper 88-0708. (1988)

    • 関連する報告書
      1988 実績報告書
  • [文献書誌] N.Satofuka: 11th International Conference on Numerical Methods in Fluid Dynamics,Williamsberg,Verginei,USA. (1988)

    • 関連する報告書
      1988 実績報告書
  • [文献書誌] N.Satofuka: Computational Methods in Flow Analysis vol.1. 34-43 (1988)

    • 関連する報告書
      1988 実績報告書
  • [文献書誌] R.Iwatsu: AIAA Paper 89-0040. (1989)

    • 関連する報告書
      1988 実績報告書
  • [文献書誌] T.Abe: AIAA Paper 88-3405. (1988)

    • 関連する報告書
      1988 実績報告書
  • [文献書誌] T.Shimada: Proc.International Symposium of Rarefied Gas Dynamics,Pasadena. (1988)

    • 関連する報告書
      1988 実績報告書

URL: 

公開日: 1988-04-01   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi