• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

ライン緩和法開発とビジュアルシミュレーションの構築

研究課題

研究課題/領域番号 63613502
研究種目

重点領域研究

配分区分補助金
研究機関千葉大学

研究代表者

西川 進栄  千葉大学, 工学部, 教授 (80009753)

研究期間 (年度) 1988
研究課題ステータス 完了 (1988年度)
配分額 *注記
800千円 (直接経費: 800千円)
1988年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
キーワードライン緩和法 / MAC法 / 数値流体力学 / ベンチュリ管 / コンピュータグラフィック
研究概要

従来パソコンレベルでは、BASIC言語で流体計算途中に割込んでグラフィック表示は可能であった。ここではFORTRANを使いリアルタイムのグラフ化を行ない流体計算プログラムはそのまま上位機種に移行できるように開発を進め円柱や翼型についてのパネル法の適用によりリアルタイム表示が実現できた。
大規模計算に対処してたとえ三次元グラフでもディスプレイ上に表示させながら計算を継続するという課題に対し大型計算機でもBASIC言語のパソコンと同様な事をここでの目的とした。大型電子計算機でのビジュアリゼーションについては既出の所でのような計算途中の解分布をディスクなど巨大なメモリー機器に蓄え計算後にグラフィック化する方法はとらず、計算途中で並行して図形出力やグラフィック化を行なう手法をとり、ベンチュリ管のナビエストークス式の差分解の並行表示例を数値流体力学シンポなどで発表した。
ミニコンレベルなどでは二次元ナビエストークスの式がMAC法で解かれ計算終了を待って自由表面問題の解がパソコン端末でグラフィック表示された。
このような例題について上述の開発方法に適した、いわゆるグラフィックコンピュータが昭和63年11月に西川の所属研究室に納入された。これは数メガフロップスのCPUと三次元グラフィック機能を有するもので、流体計算を行ないながらの描画に大きく寄与すると思われる。
ライン緩和法については数年来、筆者らが開発し使用して来た二次元プログラムをAF(APPROZIMATE FACTORIZATION)的にある座標方向には因子分解する型のスキームに発展させる作業に着手している。ビジュアリゼーションそれぞれにおいてどのような流体数値解法と格子数が適するかも確認作業を行ない近い将来発表する。

報告書

(1件)
  • 1988 実績報告書
  • 研究成果

    (5件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (5件)

  • [文献書誌] N.NISHIKAWA;S.AMATATU;T.SUZUKI: Computational Fluid Dynamics. 569-578 (1988)

    • 関連する報告書
      1988 実績報告書
  • [文献書誌] 西川進栄,天達慎一,鈴木敬史: シミュレーション誌. 7巻3号. 155-160 (1988)

    • 関連する報告書
      1988 実績報告書
  • [文献書誌] 秋山聡,西川進栄: 流れの可視化 第16回流れの可視化 シンポジウム講演集. 8. 151-154 (1988)

    • 関連する報告書
      1988 実績報告書
  • [文献書誌] 阿久根理,西川進栄,本間弘樹: 第2回数値流体力学シンポジウム講演論文集. 487-490 (1988)

    • 関連する報告書
      1988 実績報告書
  • [文献書誌] N.NISHIKAWA;S.AKIYAMA;O.AKUNE: Proc.11th ICNMDFD(Springer Ver.). P439-P443 (1989.APRIL)

    • 関連する報告書
      1988 実績報告書

URL: 

公開日: 1988-04-01   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi