• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

超高速流中での燃焼とその制御性との数値計算

研究課題

研究課題/領域番号 63613504
研究種目

重点領域研究

配分区分補助金
研究機関福井大学

研究代表者

滝 史郎  福井大学, 工学部, 助教授 (20020240)

研究分担者 川端 信義  福井大学, 工学部, 助手 (90126631)
研究期間 (年度) 1988
研究課題ステータス 完了 (1988年度)
配分額 *注記
700千円 (直接経費: 700千円)
1988年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
キーワード燃焼気体力学 / デトネーション / 高速燃焼 / 解適合差分格子
研究概要

燃焼反応する気体の運動を解析するための計算機プログラムを、燃焼モードがデフラグレーション、デトネーションのいずれの場合にも解くことのできることを目標に開発した。そのために必要な主な課題は次の点であった。
1.燃焼反応の速度、領域の変化に自動的に対応することのできる解適合差分格子をつくるアルゴリズムの開発。
2.燃焼反応の適切なモデル化。
3.輸送効果の適切なモデル化。特に拡散方程式の近似をどのようにしたら十分であるかの検討。
まず、解適合格子生成のコンピューター・プログラムを開発し、いくつかの例で試した結果、その有効性を確認することができた。しかし、ベクトル化のチューニングがまだ十分とはいえない。燃焼反応モデルとしては一ないし二段階反応では特にデフラグレーションに対して不十分な近似と考えられ、四段階反応を検討した。輸送係数の温度依存性を考慮しても計算時間をそれ程大きくしない。しかし拡散方程式を厳密に解くことは著しく計算時間を大きくするので適当な近似式を導いて使用することにした。いずれもまだ不十分な点、すなわちさまざまな条件下で適切な近似となっているか、ベクトル化がうまくなされているか、などを残してはいるが基本的には解決できたので、研究課題のテーマである斜めの緩衝波によってデトネーションを形成させる問題をシミュレーションした。その結果、斜め緩衝波でデトネーションを保持することの可能性を示すことができた。

報告書

(1件)
  • 1988 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] Shiro HAKI: International Symposium on Computational Fluid Dynamics-NAGOYA. (1989)

    • 関連する報告書
      1988 実績報告書

URL: 

公開日: 1988-04-01   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi