• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

細胞複製の分子遺伝学的展開

研究課題

研究課題/領域番号 63615004
研究種目

重点領域研究

配分区分補助金
研究機関大阪大学

研究代表者

吉川 寛  大阪大学, 医学部, 教授 (70019876)

研究分担者 堀田 康雄  名古屋大学, 理学部, 教授 (30190218)
豊島 久真男  東京大学, 医科学研究所, 教授 (90029760)
松原 謙一  大阪大学, 細胞工学センター, 教授 (20037394)
関口 睦夫  九州大学, 医学部, 教授 (00037342)
石浜 明  国立遺伝学研究所, 分子遺伝研究研, 教授 (80019869)
研究期間 (年度) 1987 – 1989
研究課題ステータス 完了 (1988年度)
配分額 *注記
21,400千円 (直接経費: 21,400千円)
1988年度: 21,400千円 (直接経費: 21,400千円)
キーワード細胞複製 / 染色体の複製 / 細胞質の複製 / 細胞表層の複製 / 分裂装置
研究概要

本研究は細胞複製を構成する4つの素過程、染色体の複製、細胞質の複製、細胞表層の複製、分裂装置の合成の各々について、全体像を遺伝子とその産物の構造と機能によって明らかにすることを目的に、5つの柱の研究を推進し、主として以下の成果を得た。
柱1.染色体の分子構成。計画7名、公募4名。1)大腸菌染色体分配と膜蛋白の関係の遺伝的証明、2)細胞分裂遺伝子群140個のマッピング。
柱2.染色体複製の分子機構。計画9名、公募5名。1)細菌染色体複製開始の分子機構の普遍性の発見、2)調節的機能を備えたin vitro複製開始系の改良。3)ほ乳類類染色体複製蛋白及び開始点の分離。
柱3.染色体の機能領域。計画6名、公募6名。1)真核生物の細胞複製を調節する遺伝子のクローニング、2)染色体凝縮・分配に関与する遺伝子の解析。
柱4.細胞生産装置の複製。計画9名、公募3名。レギュロン群の構造と動態の解明を中心とした大腸菌転写調節の全体像の解析。
柱5.細胞複製と遺伝子発現の相関。計画8名、公募4名。1)減数分裂に関与する遺伝子の解析、2)減数分裂における組み換え酵素の同定。
これらの課題は国際的にも注目され、多くの研究が行われている。その状況の中で第一線級の成果が本重点領域研究で生まれていることが評価委員会に於て高く評価された。
総括班としては大腸菌遺伝子バンクの供給、染色体複製酵素の精製を援助し研究を促進した。また班間の連携を密にするため合同の研究会、公開シンポジウム、ワークショップの開催、サーキュラーの発行を行った。更に研究者の招請と派遣を行い、減数分裂解析法と大腸菌遺伝子バンクの利用に関して、国内では得られない新しい技術を導入することが出来た。

報告書

(1件)
  • 1988 実績報告書
  • 研究成果

    (5件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (5件)

  • [文献書誌] Moriya,S.: The EMBO Journal. 7. 2911-2917 (1988)

    • 関連する報告書
      1988 実績報告書
  • [文献書誌] Niki,H.: Journal of Bacteriology. 170. 5272-5278 (1988)

    • 関連する報告書
      1988 実績報告書
  • [文献書誌] Sato,M.: Journal of Virology. (1989)

    • 関連する報告書
      1988 実績報告書
  • [文献書誌] Ishihama,A.: Trends in Genetics. 4. 282-286 (1988)

    • 関連する報告書
      1988 実績報告書
  • [文献書誌] Hotta,Y.: Experimental Cell Research. 178. 163-168 (1988)

    • 関連する報告書
      1988 実績報告書

URL: 

公開日: 1988-04-01   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi