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プロテアーゼとその蛋白性インヒビターの系から見た酵素蛋白改変の立体精造的基礎

研究課題

研究課題/領域番号 63616505
研究種目

重点領域研究

配分区分補助金
研究機関東京大学

研究代表者

三井 幸雄  東京大学, 薬学部, 助教授 (40012637)

研究分担者 中村 和郎  東京大学, 薬学部, 助手 (00012675)
研究期間 (年度) 1988
研究課題ステータス 完了 (1988年度)
配分額 *注記
1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
1988年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
キーワードプロテアーゼ / インヒビター / 蛋白性インヒビター / 酵素 / 蛋白質工学 / X線解析 / 立体構造
研究概要

1)62年度報告書の第1)項のように改良した自動回析計を使って、freeのSSIの結晶について、1.85A^^0分解能のX線回析強度データを収集し、結晶学的な構造精密化をやり直した。この結果、各原始のゆらぎの程度の指標であるβ-ファクターの信頼出来る値が得られた。このデータから、例えば、SSIの65〜70番目の残基は抗原性決定部位の最有力候補であることが示唆される。このことを実験的に検証しようとの試みが、東大・薬学部・荒田研に於て進行中である。
2)62年度報告書の第2)項に述べた。SSIのcomplex形成に伴う、global conformation changeの機構を調べるにあたって、SSI-Subtilisin複合体の結晶構造の精度が不足していることが痛感された。今年度はシンクロトロン放射光と坂部式巨大分子用ワイセンベルグ・カメラの使用により、上記結晶について、1.8A^^0の非常に良いX線回析強度データの収集に成功したので、これを使って構造の精度を格段に上げつつある。
3)62年度報告書の第3)項に述べた、蛋白工学的に改良したSSIによると、標的酵素との相互作用の様子については、computer graphicsによる予測を実験的に検証すべく、P1残基(Met73→Lys)及び、P4残基(Met70→Gly)のmutantをとり、subtilisinとの複合体の結晶化を試みている(東大・工学部・三浦研、都立大・甲斐荘研、と共同)。

報告書

(1件)
  • 1988 実績報告書
  • 研究成果

    (6件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (6件)

  • [文献書誌] 竹内康雄, 三井幸雄: KEK Report. in-press (1988)

    • 関連する報告書
      1988 実績報告書
  • [文献書誌] 石井信一, 三井幸雄: 日本農芸化学会誌. 62. 1810-184 (1988)

    • 関連する報告書
      1988 実績報告書
  • [文献書誌] 三井幸雄, 丸山工作: J.Biochem.102. 1483-1487 (1987)

    • 関連する報告書
      1988 実績報告書
  • [文献書誌] 石野文俊, 三井幸雄, 松橋通生: Antibiotic Inhibition of Bacterial Cell. 26. 285-291 (1988)

    • 関連する報告書
      1988 実績報告書
  • [文献書誌] 松田進, 三井幸雄: バイオサイエンスとインダストリー. 46. 3395-3399 (1988)

    • 関連する報告書
      1988 実績報告書
  • [文献書誌] 三井幸雄: "「新基礎生化学実験法」第5巻、3.7節、X線解析" 丸善, (1989)

    • 関連する報告書
      1988 実績報告書

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公開日: 1988-04-01   更新日: 2016-04-21  

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