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リボソーム蛋白の進化

研究課題

研究課題/領域番号 63618501
研究種目

重点領域研究

配分区分補助金
研究機関山形大学

研究代表者

田中 龍夫  山形大学, 医学部, 助教授 (70018688)

研究期間 (年度) 1988
研究課題ステータス 完了 (1988年度)
配分額 *注記
1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
1988年度: 1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
キーワードリボソーム蛋白 / cDNAクローニング / 遺伝子クローニング / アミノ酸配列データベース
研究概要

1.cDNAクローニングによるリボソーム蛋白構造の決定
蛋白構造を決定し、また遺伝子クローニングのプローブとするため、ラットのリボソーム蛋白cDNAのクローニングを行って来たが、本年度はL27、L37aの構造決定を終えて発表することができた。またL7aについてもほぼ解析を終えている。2.遺伝子クローニング
リボソーム蛋白の遺伝子そのものの進化を知るために、遺伝子クローニングを行っているが、哺乳類では多数の偽遺伝子の中から本来の発現している遺伝子を探し出す必要がある。そのため、各遺伝子クローンとcDNAの混成分子の熱安定性の検討や、各遺伝子クローンの制限酵素切断地図の作成などを行い、またイントロン部分をプローブとすべく、格内のmRNA前駆体のcDNAクローニングを進めている。一方、偽遺伝子を持たない生物として、鶏を選び、ラットL37acDNAをプローブとして鶏のL37acDNAを得た。これをプローブとして、遺伝子DNAを複数の制限酵素で完全分解後、直接プラスミドに組み込む、quick cloning法を行った。本年度は主としてこのような方法論的検討に終ったが、来年度には、これを基に遺伝子の解析が行なえると考えている。3.リボソーム蛋白アミノ酸配列データベースの作成
我々は以前から、リボソーム蛋白の比較生化学研究のために、アミノ酸配列のデータベースを維持して来たが、これが最も完全に近いものとの評価を受け、多数の研究室から頒布希望を受けたのを機会に、より完全を期して再編集を行った。現在、部分配列のみが報告されている蛋白も含めて、470種以上の配列を収集している。

報告書

(1件)
  • 1988 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] Tatsuo.Tanaka: Eur.J.Biochem.173. 53-56 (1988)

    • 関連する報告書
      1988 実績報告書
  • [文献書誌] Tatsuo.Tanaka: Eur.J.Biochem.

    • 関連する報告書
      1988 実績報告書

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公開日: 1988-04-01   更新日: 2016-04-21  

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