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哺乳動物個体に導入された外来遺伝子の安定性の検討

研究課題

研究課題/領域番号 63619508
研究種目

重点領域研究

配分区分補助金
研究機関日本大学

研究代表者

井上 正  日本大学, 農獣医学部, 助教授 (90124213)

研究分担者 手塚 英夫  国立遺伝研, 分子遺伝研究系, 助手
研究期間 (年度) 1988
研究課題ステータス 完了 (1988年度)
配分額 *注記
1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
1988年度: 1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
キーワードトランスジェニックマウス / ラムダファージ / 外来遺伝子
研究概要

トランスジェニックマウスとラムダファージ試験管内パッケージ法を用いて、哺乳動物生殖細胞/個体レベルで外来遺伝子の安定性を検討しうる系の開発を目指し、以下の実験を行なった。
大腸菌supF遺伝子はamber変異をサプレスするが、この遺伝子をプラスミドpBR322に組込みさらにこれをラムダファージEMBL3に導入し多くの組換え体を得、これらの制限酵素地図を作成するとともに、試験管内パッケージの効率の高いものを選択した。組換えファージのsupF遺伝子に生じた突然変異は、適当な大腸菌指示菌(lacZam)を用いてプラークの色の変化として、容易に検出できるとともに、変異部分の塩基配列も簡単に決定できる。実際、このファージを、紫外線照射した大腸菌内で増殖させると、線量に依存して突然変異頻度が増加し、突然変異株の塩基配列を決定できた。上記組換えファージDNAをマウス受精卵に導入し、ラムダに含まれるsupFをトランスジーンとして保有するマウス系統が樹立されれば、その精子DNAをパッケージすることにより、マウス生殖細胞で生じたsupFの変化を大腸菌を用いて検出/定量できるはづであり、目下トランスジェニックマウスの作出を目指して動物を処理している。

報告書

(1件)
  • 1988 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] Ohta,T.;Watanabe,M.;Shirasu,Y.;Imoue.T.: Mutation Res.201. 107-112 (1988)

    • 関連する報告書
      1988 実績報告書
  • [文献書誌] Kuroda,Y.;Inoue,T.: Mutation Res.

    • 関連する報告書
      1988 実績報告書

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公開日: 1988-04-01   更新日: 2016-04-21  

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