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真核生物遺伝子の転写制御研究の推進

研究課題

研究課題/領域番号 63620002
研究種目

重点領域研究

配分区分補助金
研究機関東京大学

研究代表者

村松 正實  東京大学, 医学部, 教授 (10035454)

研究分担者 渡辺 武  九州大学, 生体防御研究所, 教授 (40028684)
谷口 維紹  大阪大学細胞工学センター, 教授 (50133616)
藤井 義明  東北大学, 理学部, 教授 (00098146)
岩淵 雅樹  京都大学, 理学部, 教授 (30000839)
鈴木 義昭  岡崎国立共同研究機構, 基礎生物学研究所, 教授 (50132733)
研究期間 (年度) 1987 – 1988
研究課題ステータス 完了 (1988年度)
配分額 *注記
13,900千円 (直接経費: 13,900千円)
1988年度: 13,900千円 (直接経費: 13,900千円)
キーワード転写制御 / 転写調節印子 / 蛋白質DNA相互作用
研究概要

本重点領域は、互いにオーバーラップする方法を用いた関連の深い研究から成立っているので通常の班編成を行なわず、その代りに年一回全員による十分な討論と情報交換の場を作ることを計画し、発足以来その趣旨に沿って計画を実行している。第二年目の活動は次の通りである。
1)昭和63年9月28日から30日迄、分担者全員によるコンファレンスを開催し、全員による研究発表と活発な討論が行なわれた。
2)昭和63年11月8日、第二回「転写調節」公開シンポジウムを東北大において開催し、研究成果の公開と当該領域の振興を図った。
3)本重点領域研究の趣意を徹底し、且つ研究分担者間の交流と便宜を計るため、ニュースレター「転写制御」を年三回発行した。
4)これまでの本重点領域研究の活動状況の評価と今後の活動の方針を審議するため、総括班会議を開催した。
5)海外への発表と情報蒐集のため、幹事の鈴木義明をArolla work-shop「遺伝子発現制御および発生のメカニズム」(スイス)に派遣した。
以上の如く昨年に引き続き、精力的な研究が各分担者によって行われ、本年度は相当の収穫がpublicationの形であらわれはじめた。昭和62年から63年の間にこのメンバーによって国際誌に発表された論文は、170を越える。その中にはインパクト係数の高いCell、Nature、P. N. A. S.等も含まれる。このように本重点領域研究はわが国における遺伝子転写調節の研究を文字通り総括していると考えられる。そしてわが国のこの分野は確実に且つ急速に成長しつつあり、本研究がそれに果しつつある役割は重大であると自負し且つ自戒している。
今後の方向としては、転写印紙の精製とクローニングおよびその作用機構の解明から、更に進んで複数の遺伝子間の強調的発現のメカニズムに迫る方途が開発されなければならないであろう。

報告書

(1件)
  • 1988 実績報告書
  • 研究成果

    (5件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (5件)

  • [文献書誌] Geza Safrany, et al.: Mol. Cel. Biol.

    • 関連する報告書
      1988 実績報告書
  • [文献書誌] T. Suzuki;Y. Suzuki: J. Biol. Chem.263. 5979-5986 (1988)

    • 関連する報告書
      1988 実績報告書
  • [文献書誌] Koji Mikami, et al.: Plant Cell Physiol. 30. 107-119 (1989)

    • 関連する報告書
      1988 実績報告書
  • [文献書誌] Inoue, H., et al.: Eur. J. Biochem. 171. 435-440 (1988)

    • 関連する報告書
      1988 実績報告書
  • [文献書誌] K. Maeda, et al: J. Immunology. 140. 2796-2801 (1988)

    • 関連する報告書
      1988 実績報告書

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公開日: 1988-04-01   更新日: 2016-04-21  

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