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Simian viras40ウィルスエンハンサーの活性調節機構

研究課題

研究課題/領域番号 63620513
研究種目

重点領域研究

配分区分補助金
研究機関熊本大学

研究代表者

野見山 尚之  熊本大学, 医学部, 講師 (00156225)

研究分担者 島田 和典  熊本大学, 医学部, 教授 (40037354)
前田 秀一郎  熊本大学, 医学部, 助教授 (10117244)
瀬戸山 千秋  熊本大学, 医学部, 講師 (60040250)
研究期間 (年度) 1988
研究課題ステータス 完了 (1988年度)
配分額 *注記
1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
1988年度: 1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
キーワードエンハンサー / SV40 / 転写調節
研究概要

多くの細胞種で働くSimian viras40(SV40)のエンハンサーは、少くとも8個の構成要素(モティフ)からなり、それぞれのモティフに特異的なtras-acting factorが結合して、エンハンサー活性を媒介している。このSV40エンハンサーの活性調節機構を明らかにすることを目的に、それぞれのモティフの細胞特異性及びモティフ間の協調作用を調べた。まずSV40エンハンサー全体にわたる3塩基連続したmutantを用いて、それぞれのモティフのエンハンサー活性に体する寄与を、ヒトHeha細胞、マウスplasmacyfoma細胞、未分化及びレチノイン酸で分化誘導処理したマウスembryonal carcinona細胞F9中で調べた。その結果、あるモティフの特定の細胞中での活性は、invitroで調べられた、そのモティフに選択的に結合する因子が存在するか否かとよく相関していた。次に、SV40エンハンサーのモティフ(GTII-C、GT-I、Sph-II、Sph-I、octamer)のオリゴマーを作成し、それらのエンハンサーとしての活性を、上記4種の細胞中で調べた。その結果、これら合成したエンハンサーの細胞特異性はそれぞれのモティフの細胞特異性と一致した。また、これらモティフは、(1)モティフの近接したtanclem repeatをオリゴマーとすればエンハンサーとしての活性をもつもの(GT-IIC、Sph)、(2)モティフの近接したtanclem repeatをオリゴマーとしてもエンハンサーとしての活性はないが、他のモティフと協調的に作用して活性をもつもの(GT-I)、(3)モティフの1コピーをオリゴマーにしただけでエンハンサーとしての活性をもつもの(octamer)、の3つのタイプに分類された。
薬用冷蔵ショーケースは細胞培地保存に用いた。

報告書

(1件)
  • 1988 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] Catherine,Fromental: Cell. 54. 943-953 (1988)

    • 関連する報告書
      1988 実績報告書

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公開日: 1988-04-01   更新日: 2016-04-21  

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