• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

比較の手法によるイスラームの都市性の総合的研究

研究課題

研究課題/領域番号 63625004
研究種目

重点領域研究

配分区分補助金
研究機関東京大学

研究代表者

斯波 義信  東京大学, 東洋文化研究所, 教授 (00039950)

研究分担者 濱下 武志  東京大学, 東洋文化研究所, 教授 (90126368)
長島 弘  長崎県立国際経済大学, 経済学部, 助教授 (10145964)
佐藤 圭四郎  龍谷大学, 文学部, 教授 (20004012)
家島 彦一  東京外国語大学, AA研, 教授 (90014472)
研究期間 (年度) 1988
研究課題ステータス 完了 (1988年度)
配分額 *注記
4,200千円 (直接経費: 4,200千円)
1988年度: 4,200千円 (直接経費: 4,200千円)
キーワード都鄙関係 / ネットワーク / 商業圏 / インド洋交易圏 / 市場
研究概要

本年度は以下の三回の研究報告会を開き、討論をおこなった。研究報告者並びに報告テーマ、報告概要は以下のとおりである。
1.家島彦一「都市ネットワーク論をめぐって--インド洋西海域におけるダウ船調査に基づく--」
インド洋の西海域及びアラビア海・紅海・ペルシア湾を中心に現在も活動を続けている木造型帆船ダウ船の航海と貿易に関する報告である。ダウ船の調査を通じて、中洋史の結びつきを明らかにすること、狭い地域社会の枠組を越えた、より広い歴史空間としての世界論の検討、開かれた自由空間としての海上史の検討、を明らかにする内容である。
2.斯波義信「都市の中枢性の性格及び都市の結節システム」
中国史の宋代から現代にまで至る長期の時間的視野の下に、都市の変遷・都鄙関係の変遷を検討説明し、地域別分類とその時代的変化を明らかにした。多種多様な地図並びに都市図を作成し、空間像をも描出した。
3.長島弘「都市の外部ネットワーク〓〓南アジアの事例」
北西インド地域を中心として、オランダ東インド会社との交渉史の過程に表われた、都市生活、交通、交易、言語コミュニケーションなど、都市社会に内在する諸領域と、都市の外部ネットワークの北西インドにおける特徴が歴史的に示された。

報告書

(1件)
  • 1988 実績報告書
  • 研究成果

    (5件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (5件)

  • [文献書誌] 斯波義信: 東洋文化. 69. (1989)

    • 関連する報告書
      1988 実績報告書
  • [文献書誌] 家島彦一: イスラムのトシ性研究報告編 第8号. 1-21 (1988)

    • 関連する報告書
      1988 実績報告書
  • [文献書誌] 長島 弘: 長崎県立国際経済大学論集. 21-4. 93-118 (1988)

    • 関連する報告書
      1988 実績報告書
  • [文献書誌] 濱下武志: 東亜. No.259. 83-102 (1989)

    • 関連する報告書
      1988 実績報告書
  • [文献書誌] 濱下武志: "中国近代経済史研究" 東京大学東洋文化研究諸紀要別冊, 1-640 (1989)

    • 関連する報告書
      1988 実績報告書

URL: 

公開日: 1988-04-01   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi