研究課題/領域番号 |
63625015
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研究種目 |
重点領域研究
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配分区分 | 補助金 |
研究機関 | 熊本大学 |
研究代表者 |
木島 安史 熊本大学, 工学部, 教授 (90040427)
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研究分担者 |
三宅 理一 芝浦工業大学, 工学部, 助教授 (70157618)
黒瀬 重幸 八代高等専門学校, 助教授 (60145290)
藤井 明 東京大学, 生産技術研究所, 助教授 (20126155)
山田 幸正 東京都立大学, 工学部, 助手 (10191347)
内藤 正典 一橋大学, 社会学部, 講師 (10155640)
杉田 繁治 国立民族学博物館, 教授 (40026042)
久保 幸夫 お茶の水女子大学, 文教育学部, 講師 (40107694)
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研究期間 (年度) |
1988
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研究課題ステータス |
完了 (1988年度)
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配分額 *注記 |
9,700千円 (直接経費: 9,700千円)
1988年度: 9,700千円 (直接経費: 9,700千円)
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キーワード | イスラーム都市 / 地図 / 情報処理 / ランドサット / スポット / 都市形態 |
研究概要 |
イスラーム都市解析は、都市の物理的側面に着目して行なわれる。 同時に文献等からの人文的調査研究、あるいは現地での社会学的調査との関連が重要である。 本年度は、都市の物的表現としての地図を中心に、まずイスラーム都市関係の地図がどのような状況かを調べた。重点領域の研究者に地図所有の有無をアンケート調査し、地図の表現方法、すなわち情報内容を整理し、今後のデータベース化の基本的条件を検討した。 地図情報についてはこれ迄にも、そのストック、あるいは解析の為の研究といったものがなされており、これらの状況と今後の利用とを考えながら検討した。 特に最近は情報ストック関係の機器の発達がめざましく、かなりの大量情報の処理も個別の機器でも可能となりつつあるが、データ入力・格納についてはやはり研究者の専門的知識・判断が欠かせない。 次に人文社会系の研究者が求めている、地図等の都市空間情報あるいはその加工方法についても検討を行った。しかしながらこの点については他の研究者も含めて本年度研究に着手したばかりで、具体的かつ実際的な方法迄は煮つまっておらず、次年度も継続的に研究して行く予定である。イスラーム圏の都市情報は、特に軍事機密ともからんで一般的には得にくい。従って受動的な資料収集では限界がある。本年度は衛星からの情報をとり入れ、どのような分析迄使用が可能であるか、まず初歩的な作業に着手した。
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