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イスラムの都市性ー都市のコスモロジー

研究課題

研究課題/領域番号 63625016
研究種目

重点領域研究

配分区分補助金
研究機関宮城学院女子大学

研究代表者

山形 孝夫  宮城学院女子大学, 学芸学部, 教授 (70073301)

研究分担者 山下 晋司  広島大学, 綜合科学部, 助教授 (60117728)
関本 照夫  東京大学, 東洋文化研究所, 助教授 (20110083)
杉田 英明  東京大学, 教養学部, 助手 (90179143)
小西 正捷  立教大学, 文学部, 教授 (10161960)
上岡 弘二  東京外国語大学, アジア・アフリカ言語文化研究所, 教授 (80014512)
研究期間 (年度) 1988
研究課題ステータス 完了 (1988年度)
配分額 *注記
4,100千円 (直接経費: 4,100千円)
1988年度: 4,100千円 (直接経費: 4,100千円)
キーワードコスモロジー / 都市の構造 / 集落空間と祝祭空間 / 都市と境界 / 異界
研究概要

本研究班の目的は、アジア諸地域における多様な伝統的都市形態の実証的研究をとおして、イスラームの宗教意識に表現された都市のコスモロジーを類型化し、非イスラム都市との比較検討によって、その社会史的・宗教思想史的位置づけの解明を意図している。この目的にしたがって、本研究班の初年度計画は、主として「コスモロジーとは何か」、「コスモロジーは、いかにしてとらえられるか」、「コスモロジーの比較とは」といった方法論的アプローチとして立案され、実施された。以下、列挙すれば下記のとおりであるが、次年度計画に不可決な基礎的作業である。
I 共同討議と実地調査;都市のコスモロジーをめぐって
これまで、内外の研究者による人類学的フィールド・ワークをとおして得られたコスモロジーに関する第一次資料を整備検討し、密度の濃い共同討議を行なった。また、鹿児島県大島郡徳之島徳和瀬集落の実地調査をおこない、現地の研究者を含めた研究会をもった。以下に研究会および共同討議を列挙する。1) 第I回(88.7.16ー17於東京大学、参加者30名) 松山光秀 「徳之島ワシムラの古図にみる集落のコスモロジー」、大橋英寿 「沖繩におけるノロの呪祷と病気なおしのコスモロジー」 2)第II回(88.10.1ー2於東京大学、参加者25名) 小西正捷 「インドの地獄絵にみる都市のコスモロジー」 上岡弘二 「聖者廟とモスクの対比よりみたイランの都市構造」 3) 第III回(88.11.19ー20於広島大学参加者20名) 関本照夫 「東南アジア前植民地期の王権と都市のコスモロジー 銀河系マンダラ・モデルの提唱」 山下晋司 「都市への視座ーインドネシア地方都市を中心に」 第IV回(89.2.23ー26於徳之島町) 山形孝夫 「コスモロジーをどうとらえるかー集落空間と祝祭空間」
II パーソナル・コンピュータおよびファクシミリの設置;本研究班のデータの集積と情報交換の円滑化のため、当初計画どおり機器を設置した。

報告書

(1件)
  • 1988 実績報告書
  • 研究成果

    (5件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (5件)

  • [文献書誌] 小西正捷: 日本の美術. No.271. 85-96 (1988)

    • 関連する報告書
      1988 実績報告書
  • [文献書誌] 上岡弘二 他: Studia Culturae Islamicae Iranian Studies 2. No.37. 1-212 (1988)

    • 関連する報告書
      1988 実績報告書
  • [文献書誌] 松山光秀: マディーニーヤ. (1989)

    • 関連する報告書
      1988 実績報告書
  • [文献書誌] 大橋英寿: マディーニーヤ. (1989)

    • 関連する報告書
      1988 実績報告書
  • [文献書誌] 山下晋司: "儀礼の政治学ーインドネシア・トラジャの動態的民族誌" 弘文堂, 1-313 (1988)

    • 関連する報告書
      1988 実績報告書

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公開日: 1988-04-01   更新日: 2016-04-21  

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