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環地中海各地の地下居住集落に見られるイスラムの西進と都市の防御性に関する比較研究

研究課題

研究課題/領域番号 63625501
研究種目

重点領域研究

配分区分補助金
研究機関東京工業大学

研究代表者

八木 幸二  東京工業大学, 工学部, 助教授 (20016570)

研究分担者 石川 清  東京工業大学, 工学部, 助手 (40193271)
茶谷 正洋  東京工業大学, 工学部, 教授 (20016512)
研究期間 (年度) 1988
研究課題ステータス 完了 (1988年度)
配分額 *注記
1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
1988年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
キーワード地下居住 / 集落 / 環地中海 / 都市の防御性 / イスラムの西進 / 凧による空撮 / 凧によるVTR記録、航空写真の画像処理 / アンダルシア地方 / イタリア南部 / マテーラ / マトマタ
研究概要

I文献研究
パリの建築研究所から、サハラ北部における住居調査の報告書を送付してもらい、地上の中庭住居と、マトマタ等における地下住居の比較をおこなっか。また、イタリア南部マテーラの地下住居に関しては、マテーラの修復、再活性計画を担当しているレンゾー、ピアノ事務所より実測図を入手するとともに、マテーラ市当局との文献交流を行った。フランスの地下住居については、ケンブリッジ大学のヘレン・マリガン氏が来日したのを機に、南フランスの横穴住居、中部にある地下中庭式住居の実測図と、温湿度調査結果について講演してもらった。スペイン、アンダルシア地方の地下住居については、AIAの記録や、ペンシルバ大学のゴラニ教授の研究発表を入手。
以上の文献調査より、地下居住が防御と強く結びついていることが明らかになったが、イスラムの西進とどのように関連しているかは、一層の研究を要する。また、各戸の防御性とともに、集落としての防御性については、集落構造の変化をさかのぼって詳細に検討する必要がある。
II予備調査
茶谷、石川がイタリア南部マテーラを訪れ、将来行おうとしている凧による航空写真、VTR記録の下調べを行なった。また、凧による写真撮影については、上海、徳の島等においても予備的シミュレーションを行い、VTR記録については、コントロール・ユニットの製作をおこなった。
以上より、次段階では、アンダルシア、マテーラ、マトマタ等における、空からの映像記録を行い、それを基に、画像処理を行ない、都市としての防御性を解明したい。

報告書

(1件)
  • 1988 実績報告書
  • 研究成果

    (7件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (7件)

  • [文献書誌] 八木幸二 他: 住生活. 14巻165号. 16-20 (1988)

    • 関連する報告書
      1988 実績報告書
  • [文献書誌] 八木幸二 他: 日本図学会学術講演論文集. IV1-8 (1988)

    • 関連する報告書
      1988 実績報告書
  • [文献書誌] 八木幸二 他: The Third International Conference on Underground Space and Earth Sheltered Buildings. 433-440 (1988)

    • 関連する報告書
      1988 実績報告書
  • [文献書誌] 八木幸二 他: 住宅建築研究所報告書. 1-120 (1988)

    • 関連する報告書
      1988 実績報告書
  • [文献書誌] 八木幸二: 日中建築. 26. 1-4 (1989)

    • 関連する報告書
      1988 実績報告書
  • [文献書誌] 八木幸二: 住宅金融月報. 444. 4-9 (1989)

    • 関連する報告書
      1988 実績報告書
  • [文献書誌] 茶谷正洋・八木幸二 他・窰洞考察団 著: "生きている地下住宅" 彰国社, 1-207

    • 関連する報告書
      1988 実績報告書

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公開日: 1988-04-01   更新日: 2016-04-21  

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