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ブラジルにおけるシリア系人、レバノン系人の都市生活・行政へのかかわり方の研究

研究課題

研究課題/領域番号 63625503
研究種目

重点領域研究

配分区分補助金
研究機関拓殖大学

研究代表者

福嶋 正徳  拓殖大学, 政経学部, 教授 (40083175)

研究分担者 清水 透  東京外国語大学, 外国語学部, 教授
福嶋 正徳  拓殖大学, 政経学部, 教授 (40083175)
研究期間 (年度) 1988 – 1990
研究課題ステータス 完了 (1988年度)
配分額 *注記
600千円 (直接経費: 600千円)
1988年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
キーワードマスカット・MACATEAR / 身の回り商品 / 家族的・地縁的経営 / 信用貸し / 都市生活の中でのクラブ活動 / 女性の社会医療活動 / 「トルコ人」とシリア・レバネス / アラブ系キリスト教徒とイスラム教徒
研究概要

今年度に行った研究によって得られた新たな知見:
1. シリア・レバノン系ブラジル移民以前の歴史的影響:
(1)ブラジル旧宗主国ポルトガルにおけるアラブの長期にわたる侵入。
(2)アフリカ系黒人の強制移住に伴うイスラム的分化の影響。
2. シリア・レバノン系人のブラジルへの移住の経緯:
(1)移住の6時代区分と各時代の特色。
(2)ブラジル経済のサイクル(砂糖・金・コーヒー)と移民の行商活動との深い関係、それに伴う内陸部への分布。
(3)行商活動の元締としてのサンパウロ市の商業中心地(中央市場周辺)での「トルコ街」の形成。
3. シリア・レバノン系ブラジル移民の経済活動並びに社会的生活への関心の世代的変遷:
(1)行商-商店経営-工業生産活動(軽工業-重工業)
(2)経済的関心-分化・教育・医療的関心-政治的関心。
(3)一貫して都市的活動と家族・地縁的結束の特色。
今後の研究の展開に関する計画:
1. 両系人の市政への参加:
(1)都市における経済的・社会的・文化的活動が具体的に市政とどのように係わり合っているか。
(2)代表的な両系出身議員並びに大学等研究機関の研究者の都市政策。
(3)同化をめぐる問題。
(4)共同研究者のメキシコの都市における異宗教・民族集団の接触に関する研究成果との比較。以上。

報告書

(1件)
  • 1988 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] 福嶋正徳: 1-20 (1989)

    • 関連する報告書
      1988 実績報告書
  • [文献書誌] 清水透: 1-15 (1989)

    • 関連する報告書
      1988 実績報告書

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公開日: 1988-04-01   更新日: 2016-04-21  

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