• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

知識処理に基づく高次コミュニケーション

研究課題

研究課題/領域番号 63633004
研究種目

重点領域研究

配分区分補助金
研究機関東京大学

研究代表者

安田 靖彦  東京大学生産技術研究所, 教授 (40013106)

研究分担者 南 敏  工学院大学, 電子工学科, 教授 (80146729)
富永 英義  早稲田大学, 理工学部, 教授 (20063688)
研究期間 (年度) 1988
研究課題ステータス 完了 (1988年度)
配分額 *注記
16,600千円 (直接経費: 16,600千円)
1988年度: 16,600千円 (直接経費: 16,600千円)
キーワード図形言語 / エキスパートシステム / 足跡画像 / 秘書機能 / 移動型ネットワーク / 動画像の知的符合化 / 知識のフレーム表現 / スティックモーション
研究概要

1.常識の共有による人間-機械の高次対話システムに関する研究(南)
図形言語による対話形式に関しては、文書画像の編集記号等を含む比較的簡単な図形を対象に、図形の複雑度を定義し、その図形の複雑度と人間の短期記憶の関係を調査して定義式の妥当性を検証した。
エキスパートシステムによる対話に関しては、足跡画像について、画像処理による紋様の抽出及び照合を支援するためのシステムの設計を行った。本システムによる正抽出率は90%であり、また、画質改善、拡大等の機能により、従来の写真照合による作業では不可能であった詳細な照合が可能になった。今後は図形による対話を併用することを検討する。
2.ネットワークアクセス機能の高知能化に関する研究(富永)
Person-to-Personの通信を目的として、秘書機能を移動型ネットワークシステム上で実現するための基礎検討を行った。ここでは、ディジタルPBX内で基本的な秘書機能を実現し、また、端末及びネットワーク側に補助機能を分散する方式を検討した。また、各ユーザの位置を登録するためのデータベースの構成について基礎検討を行った。
3.論理表現に基づく動画像の知的符合化に関する研究(安田)
動画像の知的符合化を行うために、本年度では、知識としての動物体のモデルの形式、及び、シーンの合成方法について検討を行った。ここでは対象物体を剛体の連結体とし、その構造と運動とをフレームを用いて記述する方式を提案した。本方式では、動きを全身運動から各スティックの細かな動きへと階層的に記述している。また、シーン合成手続きにおいて、運動フレームの継続時間と速度とを上位階層から継承して用いることにより、物体の運動の速さや大きさを効率良く制御できる。具体例として、人体の簡単な歩行運動のスティックモーションの合成を行った。今後は、このモデルを用いて入力画像の認識、理解を行う。

報告書

(1件)
  • 1988 実績報告書
  • 研究成果

    (6件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (6件)

  • [文献書誌] 木本: 平成元年度電子情報通信学会春季全国大会講演論文集. D-161 (1989)

    • 関連する報告書
      1988 実績報告書
  • [文献書誌] 木本: 電子情報通信学会論文誌D-II.

    • 関連する報告書
      1988 実績報告書
  • [文献書誌] 鎌形: 電子情報通信学会技術報告. SSE88-3. 13-18 (1988)

    • 関連する報告書
      1988 実績報告書
  • [文献書誌] E.Kamagata: Proc.International Workshop on Packet Video. A3 (1988)

    • 関連する報告書
      1988 実績報告書
  • [文献書誌] 中川: 情報処理学会第37回全国大会講演論文集. 6V-1. 1586-1587 (1988)

    • 関連する報告書
      1988 実績報告書
  • [文献書誌] 中村: 電子情報通信学会論文誌D-II. 3月号. (1989)

    • 関連する報告書
      1988 実績報告書

URL: 

公開日: 1988-04-01   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi