研究課題/領域番号 |
63633010
|
研究種目 |
重点領域研究
|
配分区分 | 補助金 |
研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
都倉 信樹 大阪大学, 基礎工学部, 教授 (10029423)
|
研究分担者 |
市川 忠男 広島大学, 工学部, 教授 (30127609)
上林 弥彦 九州大学, 工学部, 教授 (00026311)
|
研究期間 (年度) |
1988 – 1990
|
研究課題ステータス |
完了 (1988年度)
|
配分額 *注記 |
14,900千円 (直接経費: 14,900千円)
1988年度: 14,900千円 (直接経費: 14,900千円)
|
キーワード | 可視化 / 視覚化プログラミング / アイコン / 図形データでの文字自動配置 / 関係データベースの非正規インタフェース / 教材提示システム |
研究概要 |
1.高次コミュニケーションにおける情報の可視化に関する研究(都倉)アルゴリズムの可視化の研究のひとつとして、分散アルゴリズムの可視化をねらったシミュレータを開発した。これによって、当グループで考案したアルゴリズム5〜6種について、実際に動作させいくつかのの虫を発見するなど効果があった。また、マルチメディア提示システムをできるだけ容易に製作できるようにシナリオ言語を設定し、直接操作でシナリオを作成できるシステムを検討した。また、教材作成システムの直接操作化・視覚化の検討し、コンパイラの動作を視覚化した教育プログラムを作成した。 2.大量情報の高次処理とヒューマンインタフェースに関する研究(上林) データベースのように大量情報を扱うシステムでは特にその情報を分り易く表示することが重要である。そのデータ表示法として、非正規関係生成アルゴリズム、非正規インタフェースのためのデータ構造の設計アルゴリズム、図形データに対する文字自動配置アルゴリズムを取り上げるとともに、実際の設計データベースを設計してそれに必要なインタフェースの機能についても検討した。 3.ソフトウェアの可視化とヒューマンインタフェースに関する研究(市川) プログラミング開発環境においてこれまでに行われてきた視覚化の試みを整理し、その上で、これまでの視覚的プログラミングシステムを機能的に包含する視覚的プログラミング空間(VPS)と呼ぶ3次元の作業空間を提案した。さらに、VPSに基づいた視覚的プログラミングシステム開発用ツールキットの開発、ならびに視覚的プログラミング環境HI-VISUAL'89の提案を行なった。システム内のオブジェクトの効率的な検索を支援するアイコニックブラウザを併せて開発した。 公募班の研究者も加えて3回の研究会を行なった。
|