研究課題/領域番号 |
63633519
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研究種目 |
重点領域研究
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配分区分 | 補助金 |
研究機関 | 福岡工業大学 |
研究代表者 |
横田 将生 福岡工業大学, 工学部, 教授 (50112313)
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研究分担者 |
田町 常夫 福岡工業大学, 工学部, 教授 (90037656)
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研究期間 (年度) |
1988
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研究課題ステータス |
完了 (1988年度)
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配分額 *注記 |
1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
1988年度: 1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
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キーワード | 自然言語 / 認知理解 / 意味記述 |
研究概要 |
人間の自然言語理解過程を思考心理実験によって詳細に記録分析し、その結果と我々の自然言語処理モデル(IMAGES-III)の主要な機能を比較検討し意味記述および各機能の精密化を行うことを目的として本年度は主に以下のことを実行した。 1.人間の心像現象に基づく自然言語意味記述:人間のもつ事象概念の基本形(パターン)を時間的なもの約40、空間的なもの約10種類を抽出した。 2.自然言語概念体系の論理的構成:自然言語の概念体系が外界(物理的世界)、内界(精神世界)および外界と内界の境界にそれぞれ関する三つの部分体系から成ると考え、本年度は、外界に関する事柄の論理的構成を試みた。その結果、自然言語の意味処理に不可欠と思われる定式約100個を抽出記述した。 3.思考心理実験:被験者10名に対して自然言語文の理解過程の調査を行った。その結果から、人間のイメージ操作過程の性向がある程度明らかになり、本研究に対する良い見通しを得た。
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