研究課題/領域番号 |
63633525
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研究種目 |
重点領域研究
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配分区分 | 補助金 |
研究機関 | 早稲田大学 |
研究代表者 |
小原 啓義 早稲田大学, 理工学部, 教授 (40063367)
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研究分担者 |
伊東 幸宏 早稲田大学, 理工学部, 助手 (20193526)
大石 進一 早稲田大学, 理工学部, 助教授 (20139512)
白井 克彦 早稲田大学, 理工学部, 教授 (10063702)
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研究期間 (年度) |
1988 – 1990
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研究課題ステータス |
完了 (1988年度)
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配分額 *注記 |
2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
1988年度: 2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
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キーワード | 文章理解 / 画像理解 / 知識表現 / 問題解決 / 知識獲得 / 知的CAI / 対話制御 / 外部世界モデル |
研究概要 |
1.自然語文や図形の意味を総合的に取り扱いうる認識表現の研究、及び自然語文・図形の解析と認識表現の生成を行うシステムの研究について これまでに構築したプロトタイプシステムの拡張のために、画像データ処理部についてアルゴリズムの再検討を行い、その結果に基いて図形処理ツールの拡張を行った。 2.自然語文・図形の理解と問題解決プロセスに関する研究について 本年度は特に、(1)数学文章題を解くシステム(2)高校化学の問題演習型知的CAIシステム(3)高校経済の教科書や新聞記事を読んで文章を理解するシステム 等を題材として、文章理解・対話制御・問題解決に関する諸問題の検討を行った。 (1)については、数学の問題を解くために必要な知識を整理し、教師の助言を受け付ながら問題を解くシステムのプロトタイプを構築した。 (2)については、特に教育への利用の便宜を考慮しつつ化学の教材知識について整理し、また問題解決プロセスについて検討した。 更にこの求解結果を用いて対話指導を行う手法について考察し、以下の2つの能力を実現する対話制御手法を提案した。(1)外界からの情報を常時取り込み、得られた情報を直ちに行動に反映させる事が可能(2)状況に応じて多様な教授方法を実行可能 これらの成果に基づいて問題演習型知的CAIシステムの問題解決部及び対話部を構築した。 (3)については、人間が文章を読み取る際に生じるイメージをモデル化し、計算機が文章を読み取りながらこの様なイメージを構築することによって、概念間関係の推定や指示語の同定などを行って文章を理解する手法について検討した。また、この手法に基づいて新聞記事を読み取る文章理解システムのプロトタイプを構築した。
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