研究課題/領域番号 |
63634013
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研究種目 |
重点領域研究
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配分区分 | 補助金 |
研究機関 | 東京理科大学 |
研究代表者 |
芳田 奎 東京理科大学, 理工学部, 教授 (40013445)
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研究分担者 |
山田 耕作 京都大学, 理学部, 助教授 (90013515)
長岡 洋介 名古屋大学, 理学部, 教授 (60022539)
斯波 弘行 東京大学, 物性研究所, 教授 (30028196)
福山 秀敏 東京大学, 物性研究所, 教授 (10004441)
立木 昌 東北大学, 金属材料研究所, 教授 (20028111)
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研究期間 (年度) |
1988
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研究課題ステータス |
完了 (1988年度)
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配分額 *注記 |
2,500千円 (直接経費: 2,500千円)
1988年度: 2,500千円 (直接経費: 2,500千円)
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キーワード | へビーフェルミオン / 高濃度近藤 / コヒーレント状態 / アクチナイド化合物 / 稀土類化合物 / 高温超伝導。 |
研究概要 |
ヘビーフェルミオン系における超伝導と弱い反強磁性の共存の問題、輸送現象特にHall効果に強い関心が寄せられ、また、ヘビーフェルミオン系と強い電子相関という観点から同じ地盤に立つ高温超伝導の研究に多くの努力がなされたことが、本年度の本班の研究活動に特徴であった。 1.周期的アンダーソン模型に立つフェルミ液体論の展開 (1)局在f軌道の縮退、LS結合、結晶場分裂をすべて考慮した一般の場合についてフェルミ液体理論が展開され、比熱、帯磁率の表現が導かれた。(芳田、山田) (2)新しく、磁場を導入し、Hall効果の係数の一般式を導いた。(山田) 2.ウラニウム、稀土類化合物の研究。 (1)ヘビーフェルミオン系における超伝導と反強磁性の共存の可能性を群論的考察により一般的に論じ、UPt_3の場合を検討した(上田) 中間価数状態にあるTm不純物の帯磁率をNCA近似を用いて計算した(佐宗) 3.高温超伝導の研究 (1)2次元CuO_2系の強い電子相関をもつ電子系の基底状態を小さな系に対して、モンテカルロ法により数値的に調べた。(斯波) (2)CuO_2系のCuの3d、Oの2p電子を対象にその有効ハミルトニアンを導き、超伝導発生の機構を論じた。(福山) (3)CuO_2系において電荷のゆらぎを調べ、これによる超伝導出現の可能性を考えた(立木) (4)Cu^<3+>を含むCuO_2系の電子状態をslaveボゾン、slaveフェルミオンを用い且つ従来の平均場近似を使わない。より精度のよい理論を展開し、超伝導を論じた。(大川)
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