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食品の生体調節機能の解析

研究課題

研究課題/領域番号 63636004
研究種目

重点領域研究

配分区分補助金
研究機関京都大学

研究代表者

千葉 英雄  京都大学, 農学部, 教授 (40026521)

研究分担者 矢野 俊正  東京大学, 農学部, 教授 (00011867)
荒井 綜一  東京大学, 農学部, 助教授 (20011934)
多田 富雄  東京大学, 医学部, 教授 (10009136)
井村 裕夫  京都大学, 医学部, 教授 (10025570)
杉本 悦郎  京都大学, 農学部, 教授 (50026522)
研究期間 (年度) 1988
研究課題ステータス 完了 (1988年度)
配分額 *注記
51,900千円 (直接経費: 51,900千円)
1988年度: 51,900千円 (直接経費: 51,900千円)
キーワード食品 / 生体調節因子 / 生体調節機能
研究概要

食品には栄養素としての機能以外に、人間の生体調節系に作用する多くの因子が存在することが明らかになりつつある。このような食品の生体調節機能に関する研究は人類の健康の増進を図るうえできわめて重要な意義を有しているが、生体調節因子の構造や機能については未解決の部分が多く、また食品中の生体調節因子をいかに利用するかという点についても解決せねばならない問題点が多い。本課題では食品の生体調節機能について次の五つの観点から検討を加えた。
I.食品に由来する生体調節因子の構造
II.生体における食品成分の受容・応答の機作
III.食品成分による細胞分化誘導の機作
IV.食品成分による生体防御の機作
V.食品構造の修飾と新機能の開発
これらの研究を通じて食品由来の新しい生体調節因子(細胞増殖因子、サピオイドアンタゴニスト、コレステロール低下ペプチド、抗発癌プロモーターなど)が見出された。また食品中の摂食調節物質、膵液調節物質、ホルモン分泌調節物質、神経調節物質、細胞分化増殖調節物質、免疫系調節物質の作用機構を検討した。さらに食品成分に物理的、化学的、酵素的および遺伝子的に修飾し、食品の生体調節機能の有効利用を図るための研究を開始した。
総括班で購入したプロテインシーケンサを用いて班員の共同利用に共し、ペプチド性生体調節因子の構造決定を行った。また九月には東京にて講演会と班員会議を行った。さらに1月には京都にて公開シンポジウムと初年度成果報告のための班会議を開催した。3月には初年度成果報告書を刊行した。

報告書

(1件)
  • 1988 実績報告書
  • 研究成果

    (6件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (6件)

  • [文献書誌] H.Chiba: J.Dairy Res.56. (1989)

    • 関連する報告書
      1988 実績報告書
  • [文献書誌] 吉川正明: 日本農芸化学会誌. 63. 326-326 (1989)

    • 関連する報告書
      1988 実績報告書
  • [文献書誌] 樋口雅子: 日本農芸化学会誌. 63. 328-328 (1989)

    • 関連する報告書
      1988 実績報告書
  • [文献書誌] 鈴木徹: 日本農芸化学会誌. 63. 583-583 (1989)

    • 関連する報告書
      1988 実績報告書
  • [文献書誌] 渡辺道子: 日本農芸化学会誌. 63. 331-331 (1989)

    • 関連する報告書
      1988 実績報告書
  • [文献書誌] 渡辺寛人: 日本農芸化学会誌. 63. 515-515 (1989)

    • 関連する報告書
      1988 実績報告書

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公開日: 1988-04-01   更新日: 2016-04-21  

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