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膜電位感受性色素を用いた光学的測定によるショウジョウバエ神経活動のパターン解析

研究課題

研究課題/領域番号 63639504
研究種目

重点領域研究

配分区分補助金
研究機関東京医科歯科大学

研究代表者

神野 耕太郎  東京医科歯科大学, 医学部, 教授 (40025630)

研究分担者 小室 仁  東京医科歯科大学, 医学部, 助手 (40195863)
酒井 哲郎  東京医科歯科大学, 医学部, 助手 (40153845)
研究期間 (年度) 1988
研究課題ステータス 完了 (1988年度)
配分額 *注記
1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
1988年度: 1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
キーワード膜電位感受性色素 / 膜電位の光学的測定
研究概要

膜電位感受性色素を用いた膜電位の超多領域同時測定法を、ショウジョウバエの神経回路網のニューロン活動の解析に適用するため、従来の測定システムの問題点を検討し改良を加えた。
ショウジョウバエの神経系は、神経細胞が小さく、神経線維も細いため、光学的測定システムの二次元空間分解能が問題となる。このため、光学系を改良し、拡大率を増加させるため、高倍率、大開口数の水浸型対物レンズを導入した。これにより、一個のフォトダイオードエレメントが標本上の約3um四方の領域からの光学的シグナルをディテクトすることが可能となり、微小なショウジョウバエ神経系に対しても充分対応可能な空間分解能を得るに至った。
光学系の拡大率を上げることにより、一個のフォトダイオードエレメントが受ける光量は低下し、これにより光学的シグナルのS/N比の低下をきたす。これに対処するために、より高効率の膜電位感受性色素が必要となってくる。このため、新たな膜電位感受性色素の開発のためメロシアニンローダニン系膜電位感受性色素が細胞膜とインターラクションすると思われるアルキル鎖の部分を変えた新しい色素をデザイン、合成し、四種類のすぐれた膜電位感受性色素が得られた。これにより、膜電位感受性色素の選択の幅が大きく拡がり、ショウジョウバエの微小な神経系のニューロン活動をディテクトするための染色条件の設定が容易となった。

報告書

(1件)
  • 1988 実績報告書
  • 研究成果

    (6件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (6件)

  • [文献書誌] Kamino,K.: Journal of General Physiology. 91. 573-591 (1988)

    • 関連する報告書
      1988 実績報告書
  • [文献書誌] Kamino,K.: Journal of Physiology (London). 402. 301-314 (1988)

    • 関連する報告書
      1988 実績報告書
  • [文献書誌] Kamino,K.: Journal of Physiology(London). 409. 263-283 (1989)

    • 関連する報告書
      1988 実績報告書
  • [文献書誌] Kamino,K.: Journal of Physiology(London).

    • 関連する報告書
      1988 実績報告書
  • [文献書誌] Kamino,K.: Advances in Biopgysics. 25. (1989)

    • 関連する報告書
      1988 実績報告書
  • [文献書誌] 神野耕太郎: 病態生理. (1989)

    • 関連する報告書
      1988 実績報告書

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公開日: 1988-04-01   更新日: 2016-04-21  

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