研究課題/領域番号 |
63641005
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研究種目 |
重点領域研究
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配分区分 | 補助金 |
研究機関 | 東京医科歯科大学 |
研究代表者 |
大塚 正徳 東京医科歯科大学, 医学部, 教授 (60013801)
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研究分担者 |
瀬川 富朗 広島大学, 医学部, 教授 (80025676)
栗山 欣弥 京都府立医科大学, 教授 (20079734)
栗原 堅三 北海道大学, 薬学部, 教授 (00016114)
大森 治紀 岡崎国立共同研究機構, 生理研, 教授 (30126015)
大久保 博晶 京都大学, 医学部, 助教授 (20094089)
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研究期間 (年度) |
1988
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研究課題ステータス |
完了 (1988年度)
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配分額 *注記 |
23,800千円 (直接経費: 23,800千円)
1988年度: 23,800千円 (直接経費: 23,800千円)
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キーワード | ATP / K^+チャンネル / 脊髄 / 運動ニューロン / セロトニン / substanceK受容体 / GABA_A受容体 / 視細胞 / グルタミン酸キャリアー / cGMP結合タン白 / 味細胞 / 内耳有毛細胞 / ベンゾジアゼピン受容体 / 原索動物胚 |
研究概要 |
[1]実験方法の確立 野間班員はオイル隔絶を用いた溶液瞬間交換法を開発し、これを用いてATAによるK^+チャンネルの制御機構の研究を開始している。高橋(智)班員は新生ラット脊髄のスライス上で運動ニューロンのcell attached clamp法を確立し、セロトニンの作用の研究を始めた。中山班員はリン酸化を阻害するための特異的抗ペプチド抗体を作製した。[2]膜タン白cDNAクローニング 大久保班員はヒトsubstanceK受容体、栗山班員はヒトGABA_A 受容体のクローニングを開始している。二井班員はブタ胃壁細胞H^+/K^+ ATPaseのcDNAをクローン化し塩基配列を決定した。[3]感覚受容器における研究 立花班員および篠沢班員は視細胞においてグルタミン酸キャリアーおよびcGMP結合タン白の研究を行なっている。栗原班員は味細胞の脱分極機構におけるcAMPの関与を、大森班員は内耳有毛細胞の機械的刺激受容機構においてCaイオンが果たす役割を解明しつつある。[4]細胞内Caイオン 赤池班員はGABAおよびベンゾジアゼピン受容体に対し細胞内Caイオンが抑制的に働くことを明らかにした。東田班はinsideーout patch clamp法によりK^+チャンネルに対するCaイオンの効果を研究している。[5]タキキニン受容体 瀬川班員は中枢サブスタンスP受容体の精製、可溶化および分子量の測定を行なった。大塚班員は中枢タキキニン受容体(NKー1型)に対する特異的アゴニストおよびアンタゴニストの結合を検討している。[6]その他 高橋(国)班員は原裂索動物胚を用いて神経誘導時における細胞内シグナルトランスダクションの役割を検討している。また丸山班員は膵外分泌腺細胞において細胞内メッセンジャーによるチャンネルの抑制の研究を開始した。
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