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レーザープラズマ軟X線最のスペクトル強度増大に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 63780011
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 プラズマ理工学
研究機関大阪大学

研究代表者

田中 和夫  大阪大学, 工学部, 助手 (70171741)

研究期間 (年度) 1988
研究課題ステータス 完了 (1988年度)
配分額 *注記
900千円 (直接経費: 900千円)
1988年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
キーワードレーザープラズマ軟X線 / 輻射効率 / 体積依存性 / レーザー波長依存性
研究概要

レーザープラズマからの軟X線輻射効率のプラズマ体積依存性について実験的検証を行った。金及び銅の平板ターゲットに前駆レーザーバルス及び主レーザーパルスを約100μm〜300μmのスポット径に絞って照射する。前駆パルスと主パルスの時間間隔は約1nsから3nsの間で可変であった。前駆パルスを用いた目的は、主パルスのターゲットへの照射前に予かじめ、X線輻射を行なう為のプラズマを作っておくことである。こうしてつくられたプラズマの大きさはほぼレーザー軸方向に一次元であり、Cst(Cs:音速、t:パルス問隔)できまる。本実験の場合、Csは10^7cn/sec程度であり1nsのパルス間隔を使った場合、100μmとなり、直径100μm、長さ100μmの円筒状に近いプラズマが形成されていることになる。主パルスには263nmのレーザーと527nmのレーザーを用いた。主パルスの強度は10^<14>W/cm^2に、セットされ、パルスの時間幅は200psであった。前駆パルスの強度は主パルスによるX線輻射に影響を及ぼさないように、8×10^<13>W/cm^2という値にとられた。主バルスに263nmレーザーを使用した場合はhv=100-200eVの軟X線が最高3倍迄、体積増加により、増やすことができた。527nmのレーザーを使用した場合、100-200eVの軟X線は最高2倍、hv=1-3keV軟のX線は最高3倍迄、増加させることができる。

報告書

(1件)
  • 1988 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] K.A.Tanaka;A.Yamauchi;R.Kodama;T.Mochizuki;T.Yamanaka;S.Nakai;C.Yamanaka: Journal of Applied Physics. 63(5). 1787-1789 (1988)

    • 関連する報告書
      1988 実績報告書

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公開日: 1988-04-01   更新日: 2016-04-21  

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