研究課題/領域番号 |
63830001
|
研究種目 |
試験研究
|
配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
統計学
|
研究機関 | 一橋大学 |
研究代表者 |
江口 英一 一橋大学, 経済研究所, 教授 (40168779)
|
研究分担者 |
周防 節雄 関西大学, 経済学部, 助教授 (90162841)
松田 芳郎 一橋大学, 経済研究所, 教授 (30002976)
尾高 煌之助 一橋大学, 経済研究所, 教授 (90017658)
南 亮進 一橋大学, 経済研究所, 教授 (80017657)
溝口 敏行 一橋大学, 経済研究所, 教授 (60017655)
|
研究期間 (年度) |
1988 – 1990
|
研究課題ステータス |
完了 (1991年度)
|
配分額 *注記 |
12,400千円 (直接経費: 12,400千円)
1990年度: 1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
1989年度: 4,600千円 (直接経費: 4,600千円)
1988年度: 6,000千円 (直接経費: 6,000千円)
|
キーワード | 社会経済統計体系 / デ-タベ-ス / 官庁統計磁気媒体 / 歴史資料所在目録 / デ-タベ-ス・ディレクトリ- / データベース / データベース・ディレクトリー |
研究概要 |
わが国で、多数の研究者が計算機可読型のデ-タベ-スを編成し、第三者開発のものとともに利用している。しかし、国内で編成されたデ-タベ-スの相互利用のための情報提供は必ずしも十分とは言えず、類似のデ-タベ-スを独自に開発する二重投資もしばしば見られる。 この様な状況に対し、デ-タベ-ス相互利用のための情報の収集・蓄積・探索を目的とする研究がすでに各分野で始められている。社会・経済(商学・経営学・統計学も含めて考える)系では、(1)『日本社会経済統計需要動向調査』(一橋大学経済研究所日本経済統計文献センタ-、昭和57・58年度、文部省特別事業)、(2)『学術情報デ-タベ-ス調査』(昭和59・60年度、文部省科学研究費補助金 特定研究(1)『学術情報デ-タベ-ス化の方法と利用に関する研究』研究代表者:大阪大学 千原秀昭教授)のうち経済学・経営学・商学系の調査(班長 松田芳郎教授)、(3)『統計デ-タベ-スと計量モデルに関するアンケ-ト調査』(昭和 58ー60年度、文部省科学研究費補助金 特定研究(1)『多目的総合統計デ-タバンク(MUSE)の開発』研究代表者:筑波大学 宍戸俊太郎教授)として調査研究が行われてきた。 その結果、多くのデ-タベ-スに関する二次情報((1)(2)(3))、デ-タベ-スに対する需要の動向((1))に関する情報が蓄積されている。しかし、これらの研究は、いずれも期限付きの補助金ないし事業費によるもので、その期限が過ぎた後のデ-タの収集・管理・運営については必ずしも十分には対処しきれていない現状である。 本年度は、これらの研究の成果(デ-タファイルないし調査票)を継承し、(1)これらの研究が終了した後に新たに編成された社会・経済系デ-タベ-スに関する追加調査、(2)既調査のデ-タベ-スに関する補足調査(外部提供の可否についてなど)、(3)この間の計算機処理の手法の研究者への急速な普及・浸透によって生じた、デ-タベ-スに関する新たな需要動向の調査、(4)これらデ-タベ-スの内容情報の背景を示す周辺資料の所在調査をアンケ-ト調査の郵送により行った。さらに、(5)こうして編成された社会経済系のデ-タベ-スに関する二次情報デ-タベ-ス(ディレクトリ・デ-タベ-ス)を実用に供するための管理システムをメインフレ-ム及びパ-ソナルコンピュ-タ上で開発を行い、十分に、実用に耐えることを確認した。
|