研究課題/領域番号 |
63840010
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研究種目 |
試験研究
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
固体地球物理学
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
澤本 紘 名古屋大学, 理学部, 助教授 (00022707)
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研究分担者 |
加藤 学 名古屋大学, 理学部, 助手 (80115550)
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研究期間 (年度) |
1988 – 1989
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研究課題ステータス |
完了 (1989年度)
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配分額 *注記 |
5,800千円 (直接経費: 5,800千円)
1989年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
1988年度: 4,600千円 (直接経費: 4,600千円)
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キーワード | 焼結ダイヤモンド / 極高圧力発生 / 圧力測定 / ルビ-蛍光 / ルビ-蛍光法 / 圧力較正物質 / 焼結ダイヤモンドアンビル |
研究概要 |
〔1〕大体積焼結ダイヤモンドアンビルMA8型装置の開発-大体積中に高い圧力を発生するための重要な条件は(a)巨大な力が得るられ事、(b)材料強度が高い事、(c)材料強度の圧力微係数が高い事である。この様な条件を備へ、かつ入手可能なのはデビアス・ダイヤモンド社製SYDE線引きダイス用焼結ダイヤモンドを立方体加工研磨し(旭ダイヤモンド株式会社)MA8型用アンビルとした。外部加圧はDIA15型二千トンプレスで行った。1辺が8.45mm立方体のアンビル(切載寸法2.0mm)の場合、最大到達圧力は28GPa(FeV15のα-ε転移圧)である。これは背面圧の材料強度限界(6.0GPa)によるものである。 〔2〕64型高圧発生装置-1個の焼結ダイヤモンドアンビルと7個のWCアンビルを組合せ1個とし計56個のWC及び8個の焼結ダイアモンドアンビルにより構成される装置をDIA30により加圧し、FeV20のα-ε転移を確認し大体積内に35GPaの発生に成功した。 〔3〕ルビ-蛍光法による圧力測定の開発-測定系の主な構成はArレ-ザ-、分光器、光ファイバ-、スム-ジング回路、XYブロッタ-、デジタルマルチメ-タ-及びコンピュ-タ-である。光源にはArレ-ザ-を用いた。ルビ-光を圧媒体表面に導入するため1個を細い穴の開いたWCアンビルにした。その結果ルビ-の光の波長シフト量により圧力を測定が可能になった。 〔4〕地球物理学的応用(a)コマチャイト及びペリオドタイト組成の溶融、(b)変型スピネル型(Mg,Fe)2Si04の単結晶構造解析及び熱膨張の測定、(c)(Mg,Fe)Si03正方晶ガ-ネットの格子定数の精密測定等を行った。
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