研究課題/領域番号 |
63850086
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研究種目 |
試験研究
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
計測・制御工学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
山田 範秀 東京大学, 工学部, 助手 (30182546)
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研究分担者 |
松野 虎夫 ジルコ株式会社, 計測機器部, 主任研究員
藤村 貞夫 東京大学, 工学部, 教授 (30010961)
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研究期間 (年度) |
1988 – 1989
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研究課題ステータス |
完了 (1989年度)
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配分額 *注記 |
5,600千円 (直接経費: 5,600千円)
1989年度: 1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
1988年度: 3,800千円 (直接経費: 3,800千円)
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キーワード | クロロフィル / 葉の反射率 / 葉の透過率 / 葉の光学的モデル / 多重反射 |
研究概要 |
1.前年度に試作した葉内クロロフィル量測定装置の性能試験を、植物の種類等を追加して行った。試験によって得られた結果に基づき原理や装置の問題点をさらに深く検討し、アルゴリズムに対しいくつかの改良を施した。改良した試作装置に対し、さらに他のセンサとの比較によって性能試験を行った結果、試作した装置が高い性能を有することを確認した。 2.測定精度とは直接的な関係はないが、操作上の問題点を含めた装置の欠点を学生等に試験的に使用して貰い明らかにした。可能な範囲で操作上の問題点を改良した。 3.葉内クロロフィル量と活性度の関係について、専門家(主に植物学者や農学者)の意見を参考に考察し、葉内クロロフィル量が活性度の良い指標となるであろうことを結論した。 4.試作装置の製作で得た知見をもとに、遠隔計測に応用する為には測定法や装置をどう改良すればよいのかを、実際の遠隔計測デ-タに対してシミュレ-ション等により検討した。その際、購入したイメ-ジプロセッサNEXUS6500Eと既存のパ-ソナルコンピュ-タ-を用いた。航空機や衛星に搭載する装置を実際に製作するためにはさらに詳細な考察が必要である。
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