研究課題/領域番号 |
63850101
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研究種目 |
試験研究
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
土木構造
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研究機関 | 金沢大学 |
研究代表者 |
梶川 康男 金沢大学, 工学部, 教授 (00089476)
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研究分担者 |
桝谷 浩 金沢大学, 工学部, 助手 (20157217)
西沢 辰男 (西澤 辰男) 石川工業高等専門学校, 講師 (00143876)
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研究期間 (年度) |
1988 – 1989
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研究課題ステータス |
完了 (1989年度)
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配分額 *注記 |
4,500千円 (直接経費: 4,500千円)
1989年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
1988年度: 3,300千円 (直接経費: 3,300千円)
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キーワード | 自動車荷重 / 交通流 / 自動観測システム / ゴムセンサ- / 光ケ-ブル / ゴムセンサー / 光ケーブル |
研究概要 |
本研究では、最近開発され実用化された光の透過率の高いゴム光ケ-ブルを用いて、すでに開発したセンサ-ゴムマットの中に配置し、タイヤが載ることによって生ずるゴム製光ケ-ブルの変形による透過率の変化から車両の輸荷重や軸荷重が求められる計測システムを開発しょうとするものである。 開発したシステムは次のサブシステムから構成される。 (1)交通流システム-ほぼ完成し、すでに一般道路や高速道路で多くの測定を実施し、デ-タ処理をさまざまな角度から実施してきた。このシステムは、さまざまな用途に使えることが判ってきたが長期観測時の耐久性が問題となってきた。 (2)軸重用システム-高速道路の料金所に設置されている軸重計を用いて、併用システムが可能であることを確認できたため、処理ソフトを開発した。 (3)車重用システム-ゴム光ケ-ブル圧力センサ-としたマットをいろいろと試作し、最適化を行って軸重計との校正を行った。その結果、大きな軸重の範囲でも分解能に問題はなくなり、計測可能となった。一方、デ-タロギング装置部についても順調に稼働しており、処理ソフトも完成した。 以上のように、全体システムとしての自動車荷重列観測システムは少し問題を残してはいるがほぼ完成した。
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