研究概要 |
1.敦賀市以下福井・愛知・滋賀・京都・三重の5府県に所在する10市6町24489の小字を調査しカ-ド化した。 2.カ-ドの内容を,RーBASE SYSTEMVを利用しデ-タベ-ス化した。使用パソコンはNECのPC98シリ-ズ。 3.デ-タベ-スをアップル社のマックIIに転送した。ソフトはWINGZとHYPERCARDを利用した。 4.NEC PC98シリ-ズとXYプロッタ-をつないで,RーBASEで検索した小字の分布図を描くプログラムを作った。 5.マックIIは、検索した小字の一筧表及び分布団をレ-ザ-プリンタ-で出力できる。 6.一万分之一地形図上に、小字図と土地利用図を移写して,小字集成図とした。 7.小字集成図の映像化の試みとして,福沢市全域と豊橋市の一部をとりあげ,1Km方眼毎の映像をレ-ザ-ディスクドライブに焼付けた。 8.マックIIで,小字を検索する一方,レ-ザ-ディスクドライブを制御して,当議小字を含む小字集成図の映像をディスプレイできる。 9.多様な検索の方法が可能であり,かつ小字の立地条件を地形図で観察できるとてう。地名の科学的研究法の条件をほぼ満たしている。 10.さらに充実させるとすれば、航空写真や地上写真をとり入れ,地形図と同時に写真によって,立体的な風景が読めるシステムを作り上げることが考えられる。
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