研究課題/領域番号 |
63890010
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研究種目 |
試験研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
広領域
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
星野 聰 (星野 聡) 京都大学, 大型計算機センター, 教授 (90025867)
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研究分担者 |
小西 修 核融合科学研究所, 助教授 (00135386)
桶谷 猪久夫 帝国女子短期大学, 国際文化学科, 助教授 (90169269)
柴山 守 大阪国際大学, 経営情報学部, 助教授 (10162645)
島崎 眞昭 九州大学大型計算機センター, 教授 (60026242)
勝村 哲也 京都大学人文科学研究所, 助教授 (50066411)
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研究期間 (年度) |
1988 – 1990
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研究課題ステータス |
完了 (1990年度)
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配分額 *注記 |
13,500千円 (直接経費: 13,500千円)
1990年度: 2,700千円 (直接経費: 2,700千円)
1989年度: 3,900千円 (直接経費: 3,900千円)
1988年度: 6,900千円 (直接経費: 6,900千円)
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キーワード | 東洋学 / パ-ソナルコンピュ-タ / 漢字情報 / タイ / 中国学 / 日本史 / デ-タベ-ス / テキスト検索 / 光磁気ディスク / 画像処理 / 研究支援 / タイ語 / データベース / 情報検索 / 光ディスク |
研究概要 |
本研究は、東洋学研究の内で、日本や中国の歴史、タイの法典、民法、日本考古学などをとり上げ、コンピュ-タを高度に利用するためのソフトウェアツ-ルを開発し、実用化するのが目的である。現在の商用ソフトウェアでは、このような専門領域をカバ-していないので、研究開発を要するからである。また、研究成果を学会等で発表する他、年1回公開シンポジウムを開き、広い分野の研究者と討議を行郁い、研究発表内容を冊子として配布した。成果の詳細は次の通りである。 1.歴史学研究支援システムをパ-ソナル・コンピュ-タおよびワ-クステ-ション上に構築し、古典テキストの編集・冊子体出力・検索など可能にし、また地形図などの画像スクロ-ル機能を設計・作成し、歴史地理研究に有用なことを示した。平成2年12月に国文学研究資料館(東京)で行われたシンポジウムで、京都大学大型計算機センタ-内のワ-クステ-ションに格納された続日本紀テキストの検索を行い、ネットワ-ク利用が有効なことを示した。続日本紀デ-タベ-スは同センタ-で公開する。 2.単一のCDーROMに対して設計された従来の検索ソフトを複数枚CDーROMチェンジャに格納して利用できるようにした。これは、京都大学附属図書館に移植して、実用的であることが確められている。 3.日本古代における正史の一つである続日本紀テキストにつき、一字索引作成のソフトウェア開発を行い、冊子体索引を作成した。この索引は出版を平成3年度に行うことにしている。また、このソフトウェアは、続日本紀以外のテキストにも適用できる。 4.タイ国三印法典に関し、総索引作成のソフトウェア開発を行い、タイ国で索引を出版するのに使用した。三印法典のデ-タベ-スは京都大学大型計算機センタ-で既に公開した。
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