研究課題/領域番号 |
63890015
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研究種目 |
試験研究
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
広領域
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研究機関 | 高松工業高等専門学校 |
研究代表者 |
中村 茂昭 高松工業高等専門学校, 一般科目, 教授 (00044024)
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研究分担者 |
草薙 一正 トーヨーオプトデバイス(株), 開発室長
平野 俊雄 高松工業高等専門学校, 機械工学科, 教授 (60044038)
山本 斌曠 (山本 斌〓) 高松工業高等専門学校, 一般科目, 教授 (70044021)
吹田 義一 高松工業高等専門学校, 機械工学科, 助教授 (20044050)
吉岡 捷爾 高松工業高等専門学校, 電気工学科, 教授 (20110132)
須崎 嘉文 高松高専, 機械工学科, 講師 (60206456)
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研究期間 (年度) |
1988 – 1990
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研究課題ステータス |
完了 (1991年度)
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配分額 *注記 |
6,100千円 (直接経費: 6,100千円)
1990年度: 2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
1989年度: 2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
1988年度: 2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
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キーワード | 炭酸ガスレ-ザ用レンズ / 塩化カリウム単結晶 / 硫化ヒ素膜 / フッ化リチウム膜 / フッ化鉛膜 / 木材加工 / 硫化ヒ素薄膜 / 炭酸ガスレ-ザ用窓 / 塩化ナトリウム / フッ化鉛 / 硫化砒素 / 炭酸ガスレ-ザ用鏡 / 窒化チタン / 赤外用薄膜 / プラズマCVD / ゲルマニウム / カルコゲン化物 / 炭酸ガスレーザ |
研究概要 |
1.KClとNaCl単結晶作製 自動単結晶引上げ装置TKーP1を本研究で製作し、KCl単結晶80φ×70mmを作製した。温度コントロ-ラ-のプログラムは次の通りである。NaCl単結晶も製作した。 Step No. 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 温度℃ 40 840 840 840 804 783 777 777 500 500 時間hr 12 3.0 2.0 0.1 1.3 1.5 4 0.1 1.0 24 2.KCl及びNaCl単結晶レンズ製作 手動によってKCl単結晶を砂掛け皿、ピッチ皿等で研磨(研磨剤:水、流動パラフイン、アルコ-ル、カ-ボランダム#500、800、1200、及びアルミナ0.05μ)し、曲率半径44と55mmのKClレンズ(焦点距離53と60mm、直径60と70mm、厚さ28と32mm)を製作した。同様な方法でNaClレンズも作製した。 3、薄膜コ-ディング 薄膜製作法は膜厚や組成制御の点でプラズマCVDよりもPVDが良好であることが分かった。NaClやKClレンズに透過性、耐潮解性、耐破壊性を持たせるために、次のような膜を単結晶レンズ表面に付着させ、その赤外線10.6μでの透過率を測定した。 理論値(%) 測定値(%) NaCl//As_2S_3(4.72μ)/PbF_2(1.54μ) 91.7 91.6 KCl//LiF (2.41μ) 99.0 94.0 4.上述のKClレンズをCO_2レ-ザ装置(17.5W、アシストガスN_22kg/cm^2、テ-ブル速度300mm/s)に設定し木材メラピ-や塩ビ板等に高速で0.8〜1.0mmの穴を開けることができ、セレン化亜鉛レンズに代る実用性を持つことが分かった。
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