研究領域 | 感応性化学種が拓く新物質科学 |
研究課題/領域番号 |
15H00964
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研究種目 |
新学術領域研究(研究領域提案型)
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
理工系
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研究機関 | 国立研究開発法人理化学研究所 |
研究代表者 |
橋爪 大輔 国立研究開発法人理化学研究所, 創発物性科学研究センター, ユニットリーダー (00293126)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
5,720千円 (直接経費: 4,400千円、間接経費: 1,320千円)
2016年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2015年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
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キーワード | 電子状態 / X線結晶構造解析 / 電子構造 / 分子軌道 / 結晶構造解析 / X線回折 / 励起状態 / 電子密度分布解析 / 電子状態解析 / ケイ素化合物 / ゲルマニウム化合物 |
研究実績の概要 |
本研究は、単結晶X線回折法によるフロンティア軌道の観察法の開発をターゲットにしたものである。 今年度は、昨年までに得られた結果を一般化するために、それらの類似体の高精度電子密度解析を行った。さらに、計算化学グループとの共同研究により、構造の再現だけでなく、計算化学による電子密度分布の完全再現を目指した研究を行った。 具体的には、昨年度の無置換1,2-ジゲルマベンゼンの結合状態の結果を受け、上記のジフェニル置換体、1,2-ジゲルマシクロブタジエンの実験的電子密度分布解析を行い、無置換体との比較を行った。これらの解析結果および、昨年度から引き続き行っているケイ素多重結合化合物を題材として、実験で得た電子状態を計算化学で完全再現して、分子の電子状態解析の精度を高めることを目指し、理論化学研究グループと共同で研究を進めた。従来は、「構造の再現」=「電子状態の再現」として議論を進めていた。しかし、実験で得た構造を再現する電子状態が複数得られることが少なからずある。電子状態を完全再現すれば、この問題は回避できる。しかし研究の結果、重原子を含む系では重原子同士の結合電子密度が実験と計算化学での結果に現段階では原因の分からない相違がみられた。現在、両方の視点から結果の一致を目指し研究を進めている。 一方で、トリフォスファ[3]ラジアレンのHOMO-LUMO遷移によって、LUMOを可視化する研究を進めている。現在のところ、HOMO-LUMO遷移に対応する波長の光照射によって、構造変化は見られないが、シクロプロパン環の電子密度が変化することを見出している。現在、詳細な解析と、波長依存性、光照射強度依存性の実験を行っている。
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現在までの達成度 (段落) |
28年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
28年度が最終年度であるため、記入しない。
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