研究領域 | シリア・中心体系による生体情報フローの制御 |
研究課題/領域番号 |
15H01207
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研究種目 |
新学術領域研究(研究領域提案型)
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
生物系
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研究機関 | 浜松医科大学 |
研究代表者 |
池上 浩司 浜松医科大学, 医学部, 准教授 (20399687)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
6,500千円 (直接経費: 5,000千円、間接経費: 1,500千円)
2016年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2015年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
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キーワード | シリア / ゲノム編集 / エクトソーム / 小胞放出 / 刺激 / 細胞・組織 / オミックス / ライブイメージング |
研究実績の概要 |
外来遺伝子の導入や強制発現によるアーティファクトを完全に排除するために前年度作成した内在性タンパク質への蛍光タンパク質ノックイン細胞を用い、以下の項目を実施した。 1)CO2インキュベーター一体型顕微鏡を用いた長時間タイムラプスイメージングは、一次シリアの三次元的配置の影響により好ましい結果が得られなかった。一次シリアを三次元的に撮影しながらタイムラプスイメージングが可能な恒温装置設置共焦点顕微鏡を用いて観察した結果、順行性IFTの一つIFT81が血清刺激により一次シリアの先端から放出される瞬間をとらえることに成功した。この結果を踏まえ、IFT81が一次シリア内でどのような挙動を示すかをさらに深く解析した。血清刺激を与えていない細胞では、内在性のIFT81が検出されない一次シリアが多数存在した。IFT81が一次シリアに局在している場合でも、一次シリアの基部に集中し先端にはほとんど局在していなかった。これに対し、血清刺激を与えると数時間で大部分の一次シリアでIFT81が検出されるようになり、特に一次シリアの先端に近い遠位部への蓄積が顕著であった。フローサイトメーターにより一次シリア由来の小胞を検出し分取する取り組みは、蛍光強度の不足あるいは小胞が小さすぎるなどの影響で好ましい結果が得られなかった。 2)浸透圧変化による一次シリアからの小胞放出の変化を検証した結果、高浸透圧刺激により小胞放出が減少することを見出した。炎症刺激の一つリポポリサッカライド刺激の影響を検証した結果、小胞放出は変化しなかった。一次シリアからの小胞放出を促進する刺激が発見されなかったため、小胞内容物の変化を解析する実験は行わなかった。 3)血清刺激による一次シリア先端切断と小胞放出について、前年度までの成果と本年度の成果の一部をまとめ英文学術雑誌に論文を公表した。
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現在までの達成度 (段落) |
28年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
28年度が最終年度であるため、記入しない。
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