研究領域 | シリア・中心体系による生体情報フローの制御 |
研究課題/領域番号 |
15H01208
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研究種目 |
新学術領域研究(研究領域提案型)
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
生物系
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
花房 洋 名古屋大学, 理学研究科, 准教授 (00345844)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
6,500千円 (直接経費: 5,000千円、間接経費: 1,500千円)
2016年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2015年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
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キーワード | LRRK1 / centrosome / PLK1 / cilia / disassembly / cell cycle / シリア / NDEL1 |
研究実績の概要 |
ROCOファミリーキナーゼLRRK1はRas様GTPaseドメインとMAPKKK様キナーゼドメインを持つユニークな分子である。近年LRRK1のファミリー分 子LRRK2が、家族性パーキンソン病原因遺伝子(Park8)であることが明らかとなり、臨床的にも注目を集めている。しかしLRRK1及びLRRK2の生 理的機能に関してはほとんど明らかになっていなかった。申請者らはLRRK1が活性化したEGFRと複合体を形成し、キナーゼ活性依存的 にEGFR細胞内トラフィックを制御することを明らかにした。さらに最近、LRRK1が中心体においてPLK1-CDK1によってリン酸化・活性化され、 中心体機能に重要な役割を果たしていることを明らかにした。細胞周期間期の中心体は、一次繊毛(Primary cilia)の形成に重要なことが知られている。我々はLRRK1が、キナーゼ活性依存的にシリア形成を制御することを見出した。そこでLRRK1がどのように、シリアの形成・退縮を制御しているのか検討を行った。これまでの研究から、(1)LRRK1は間期の母中心小体で活性化し、ダイニン結合分子NDEL1をリン酸化すること、(2)LRRK1をノックダウンしたRPE1細胞ではシリアの退縮が阻害されることを明らかにした。また質量分析を用いた解析から、LRRK1によるNDEL1のリン酸化候補部位を複数同定することに成 功した。最近NDEL1がシリア退縮に重要であるとの報告がなされた。実際我々はLRRK1がNDEL1のリン酸化を介して、シリアの退縮を制御していることを明らかにした。
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現在までの達成度 (段落) |
28年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
28年度が最終年度であるため、記入しない。
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