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ゼブラフィッシュ正常上皮での細胞競合モニター系の確立とその仕組みの理解

公募研究

研究領域細胞競合:細胞社会を支える適者生存システム
研究課題/領域番号 15H01493
研究種目

新学術領域研究(研究領域提案型)

配分区分補助金
審査区分 生物系
研究機関奈良先端科学技術大学院大学

研究代表者

松井 貴輝  奈良先端科学技術大学院大学, バイオサイエンス研究科, 准教授 (60403333)

研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2017-03-31
研究課題ステータス 完了 (2016年度)
配分額 *注記
9,360千円 (直接経費: 7,200千円、間接経費: 2,160千円)
2016年度: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2015年度: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
キーワード細胞競合 / 上皮 / 力学 / アクチン / 発生・分化
研究実績の概要

上皮組織は、細胞同士がタイトジャンクションなどの細胞接着を発達させてシートを構築することで、体内の水分の漏れや細菌の侵入を防ぐ生体バリアーとして機能している。この上皮組織の一部が傷つくと、生体バリアー機能が破綻して生命維持が難しくなるため、上皮組織は損傷細胞を除去し、上皮シートを再構成する生体反応(創傷治癒)を引き起こすことが知られている。申請者は、ゼブラフィッシュ胚で創傷治癒のしくみを解析していた時に、ゼブラフィッシュの正常な上皮組織でも細胞競合が起こっており、Fアクチンの動態によって、敗者細胞をあらかじめ(排除される30-60分前に)識別できることを偶然発見した。本研究では、この発見を利用して、正常上皮組織で起こる細胞競合のしくみとその生理的意義を理解することを目的とする。申請者らは、このシステムを活用し、生理条件下で、敗者細胞が排除される過程を詳細に観察し、正常細胞と敗者細胞の間で、アクチンダイナミクスや力学的な違いが生じていることを発見し、領域内の細胞競合コロキウムなどで成果を報告した。また、研究の一部は、論文投稿の準備を行っている。

現在までの達成度 (段落)

28年度が最終年度であるため、記入しない。

今後の研究の推進方策

28年度が最終年度であるため、記入しない。

報告書

(2件)
  • 2016 実績報告書
  • 2015 実績報告書
  • 研究成果

    (4件)

すべて 2017 2016

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (3件) (うち国際学会 2件、 招待講演 1件)

  • [雑誌論文] Analyzing ERK Signal Dynamics During Zebrafish Somitogenesis2017

    • 著者名/発表者名
      Matsui T, BesshoY
    • 雑誌名

      Methods in Molecular Biology

      巻: 1487 ページ: 367-378

    • DOI

      10.1007/978-1-4939-6424-6_27

    • ISBN
      9781493964222, 9781493964246
    • 関連する報告書
      2016 実績報告書
    • 査読あり
  • [学会発表] Size sensing and scaling in zebrafish Kupffer's vesicle2016

    • 著者名/発表者名
      Matsui T
    • 学会等名
      7th Asia Oceania Zebrafish Meeting
    • 発表場所
      Exploration Theatrette Matrix, Singapore
    • 年月日
      2016-10-01
    • 関連する報告書
      2016 実績報告書
    • 国際学会
  • [学会発表] 弾性性質を利用した創傷治癒機構の解明2016

    • 著者名/発表者名
      山田壮平, 別所 康全, 細川 陽一郎, 松井 貴輝
    • 学会等名
      第5回細胞競合コロキウム
    • 発表場所
      定山渓ビューホテル、北海道札幌市
    • 年月日
      2016-03-18
    • 関連する報告書
      2015 実績報告書
  • [学会発表] Size regulation of the laterality organ in zebrafish2016

    • 著者名/発表者名
      Takaaki Matsui
    • 学会等名
      ICMBB in conjunction with the 23rd MSMBB SCIENTIFIC MEETING
    • 発表場所
      クアラルンプール、マレーシア
    • 年月日
      2016-03-09
    • 関連する報告書
      2015 実績報告書
    • 国際学会 / 招待講演

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公開日: 2015-04-16   更新日: 2018-03-28  

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