公募研究
新学術領域研究(研究領域提案型)
骨格筋の幹細胞である筋衛星細胞は、通常は静止期にあるが筋傷害に反応し活性化・増殖・分化し、筋芽細胞を経て融合し成熟骨格筋細胞となり、筋肉としての機能維持を担っている。本研究においては『筋衛星細胞の質と量を制御する機構を解明し、筋肉におけるステムセルエイジングの制御』を目的とする。骨格筋ステムセルエイジングに伴い骨格筋の再生能の低下や再生骨格筋の機能低下が想定され、骨格筋ステムセルエイジング正しく理解し制御する方法を開発することは、あらゆる骨格筋疾患の治療に繋がり意義のあることである。早期に骨格筋ステムセルエイジングを来すモデルとして、マウス筋ジストロフィーモデルを用いた解析を行った。筋ジストロフィーは慢性の骨格筋傷害の結果、骨格筋再生が常に促されており、早期にステムセルエイジングを来す。筋ジストロフィーモデルにおいて、骨格筋の幹細胞である筋衛星細胞の詳細な解析を行い、筋衛星細胞の老化に伴うステムセルエイジングとG-CSFとの関わりをin vivoにおいて解析し、G-CSFがステムセルエイジングを制御できることを見出した。また筋ジストロフィー治療方法開発へ向けた、G-CSF投与の至適な量や時期等を検討した。さらに加齢に伴いゆるやかにステムセルエイジングに至ることが想定されるが、加齢に伴う筋衛星細胞の老化、骨格筋再生能低下によるサルコペニアにおける筋衛星細胞の数と機能改善へ向けた研究を行った。
28年度が最終年度であるため、記入しない。
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すべて 雑誌論文 (23件) (うち国際共著 3件、 査読あり 23件、 オープンアクセス 7件、 謝辞記載あり 2件) 学会発表 (10件) (うち国際学会 3件、 招待講演 10件)
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