研究領域 | 構成論的発達科学-胎児からの発達原理の解明に基づく発達障害のシステム的理解- |
研究課題/領域番号 |
15H01580
|
研究種目 |
新学術領域研究(研究領域提案型)
|
配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
複合領域
|
研究機関 | 追手門学院大学 |
研究代表者 |
乾 敏郎 追手門学院大学, 心理学部, 教授 (30107015)
|
研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2017-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
|
配分額 *注記 |
21,450千円 (直接経費: 16,500千円、間接経費: 4,950千円)
2016年度: 10,920千円 (直接経費: 8,400千円、間接経費: 2,520千円)
2015年度: 10,530千円 (直接経費: 8,100千円、間接経費: 2,430千円)
|
キーワード | 心的状態推定 / 視点変換 / 多種感覚統合 / 認知発達 |
研究実績の概要 |
(1)【視点変換ネットワークに対する学習の影響】 北大との共同研究で視点変換に関するfMRI実験を行い、視点変換に関わる脳部位を特定した。またこれらの結果を踏まえて、視点取得を実現するネットワークモデルを考案した。このモデルでは身体移動を脳内でシミュレーションすることにより他者視点取得を行っていると考えた。 (2)【自他分離表象の形成と心的状態推定の発達過程のモデル化】 心の理論の発達過程、信念、推定に関わる方略の発達的変化の具体的なメカニズムをベイズ決定理論およびモデル選択の枠組みからモデル化した。さらに、他者の誤信念の理解に遅れて可能となる自己の表象変化(過去の心的状態から現在の心的状態への変化)の理解についてもベイズモデルを構築した。これはFrontiers in Psychology誌に採択された。 (3)【到達運動と指さしの発達モデル】 なぜ赤ちゃんは(教えないのに)手で物を取ることができ、遠いところの物に指さしできるようになるかという問題に対する理論論文がDevelopmental Scienceに採択された。
|
現在までの達成度 (段落) |
28年度が最終年度であるため、記入しない。
|
今後の研究の推進方策 |
28年度が最終年度であるため、記入しない。
|