研究領域 | 認知的インタラクションデザイン学:意思疎通のモデル論的理解と人工物設計への応用 |
研究課題/領域番号 |
15H01618
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研究種目 |
新学術領域研究(研究領域提案型)
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
複合領域
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
高橋 英之 大阪大学, 基礎工学研究科, 特任講師(常勤) (30535084)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
11,570千円 (直接経費: 8,900千円、間接経費: 2,670千円)
2016年度: 5,460千円 (直接経費: 4,200千円、間接経費: 1,260千円)
2015年度: 6,110千円 (直接経費: 4,700千円、間接経費: 1,410千円)
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キーワード | 子ども / ロボット / リズム / 認知科学 / こどもロボットインタラクション / 発達科学 / 子ども・ロボットリズムインタラクション / お絵描き |
研究実績の概要 |
本研究課題では,子供がリズムという原初的音楽性の中にどのように他者性を見出すのかを明らかにするために,太鼓叩きを介した子供とロボットのインタラクションシステムを開発,子供がロボットのリズムの中に感じ取るイメージ性を,子供のお絵描き行動から明らかにしようと試みた.この研究の肝は,リズム情報だけから,どれだけそれ以外の情報を子供や大人が感じることができるのかを明らかにすることにある. 平成28年度においては,「1.子供のロボットや様々な対象に対する認識を簡易な質問紙により調べ,子供のアニミズム感についての調査研究を行った.」,「2.リズムのシンクロは無意識的パーソナルスペースを接近させることを示唆するデータを得ることができた」,「3.ヘッドマウントディスプレイを用いて被験者の人称視点を第三人称(他人事)的に操作することで,被験者の相手とのインタラクションの性質が変容することを示すデータを得た」,「4.リズムインタラクションをしている二者の主観的時間感覚が同期する現象を発見した」,「5.リズムだけの情報で女性はその女友達と他人を弁別的出ることを示した.」などの知見を得ることができた.これらの知見を総合して,現象を説明するための計算モデルを構築,2017年の人工知能学会の全国大会でその成果を発表する予定である.また現在,研究成果をまとめたレビュー論文を執筆しており,近いうちに国際雑誌に投稿する予定である.
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現在までの達成度 (段落) |
28年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
28年度が最終年度であるため、記入しない。
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