研究領域 | 生命分子システムにおける動的秩序形成と高次機能発現 |
研究課題/領域番号 |
16H00753
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研究種目 |
新学術領域研究(研究領域提案型)
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
理工系
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研究機関 | 東京農工大学 |
研究代表者 |
養王田 正文 東京農工大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (50250105)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
6,370千円 (直接経費: 4,900千円、間接経費: 1,470千円)
2017年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2016年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
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キーワード | シャペロン / シャペロニン / フォールディング / 結晶化 / 相互作用 / プレフォルディン / ダイナミクス |
研究実績の概要 |
好熱性真菌Chaetomium thermophilum由来プレフォルディン(CtPFD)の機能・構造解析、及びC. thermophilum由来グループ2型シャペロニン(CtCCT)との協調作用を解析した。CtPFDが豚脳由来チューブリンと結合することをPull Down Assayで解析した。CtPFDの結晶化スクリーニングを行い、結晶を得ることに成功した。得られた結晶にX線を照射したが、分解能が低く詳細な構造の解明には至らなかった。古細菌由来PFDの結晶構造において末端領域に存在するDisorder領域の構造が明らかとなっていないことから、Disorder領域が分解能低下の原因である可能性が予想された。そこで、長い末端を有するアルファ型サブユニットである PFD3の両末端を28残基、PFD5のN末端20残基及びC末端21残基削った変異体を構築した。この変異体の機能及び結晶構造解析を継続して進めている。CtPFDとCtCCTの相互作用をBiacoreを用いた表面プラスモン共鳴により解析した。獲得したセンサーグラムに対しカーブフィッティング行い、結合・解離速度定数及び解離定数を決定した。解離定数は先行研究より報告されている超好熱性古細菌Pyrococcus horikoshii OT3由来PFDとCPNのものとおよそ一致していた。また、高速AFM及び電子顕微鏡によりCtCCTとCtPFDの相互作用を解析し、CtCCTにCtPFDが結合している様子が観察された。また、アクチンがCtPFDからCtCCTに受け渡されることを実験的に証明した。再構成型大腸菌無細胞タンパク質合成系(Pure System)を用い、CtPFDとCtCCTの種々の真核生物由来細胞質タンパク質のフォールディングへの効果を解析した。
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現在までの達成度 (段落) |
29年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
29年度が最終年度であるため、記入しない。
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