研究領域 | 高難度物質変換反応の開発を指向した精密制御反応場の創出 |
研究課題/領域番号 |
16H01044
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研究種目 |
新学術領域研究(研究領域提案型)
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
理工系
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研究機関 | 国立研究開発法人産業技術総合研究所 |
研究代表者 |
田中 真司 国立研究開発法人産業技術総合研究所, 材料・化学領域, 主任研究員 (20738380)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
5,980千円 (直接経費: 4,600千円、間接経費: 1,380千円)
2017年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2016年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
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キーワード | グリシドール / アンモニウム塩 / 有機触媒 / グリシジルエステル / エステル交換 / ファインケミカル / エポキシド / 酸化 / 酸素 / グリシジル化合物 / 触媒 / グリーンケミストリー |
研究実績の概要 |
グリシドールは植物由来化成品の一つであるグリセリンから誘導可能であり、基幹化学品として将来有望な化合物である。特に、エポキシ樹脂の原料モノマーとなるグリシジル化合物を製造する際の、従来法で用いられるエピクロロヒドリンに代わる出発原料としての利用が期待される。しかし、水酸基と相互作用した末端エポキシは開環反応を生じやすく、エポキシを維持した状態での変換は極めて困難であった。我々は、グリシドールを開環することなく変換するための触媒として、第四級アルキルアンモニウム塩が有効であり、触媒的なエステル交換反応によりグリシジルエステルを合成できることを見出した。特に本年度は、計算化学的手法により本反応のメカニズム考察を行なったほか、触媒の最適化により一般的なエステル交換反応に応用することに成功した。
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現在までの達成度 (段落) |
29年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
29年度が最終年度であるため、記入しない。
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