研究領域 | なぜ宇宙は加速するのか? - 徹底的究明と将来への挑戦 - |
研究課題/領域番号 |
16H01094
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研究種目 |
新学術領域研究(研究領域提案型)
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
理工系
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
南部 保貞 名古屋大学, 理学研究科, 准教授 (40212112)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | エンタングルメント / 情報量 / 量子相関 / インフレーション / 多体間エンタングルメント / ディスコード |
研究実績の概要 |
インフレーション宇宙における情報量,エンタングルメントならびに量子古典転移に関する研究を行い以下の成果を得た.
(1)多体間エンタングルメントの効果:deSitter時空上での2つの検出器間のエンタングルメントは,距離がハッブル地平線長さを超えると消失することが知られていた.これはインフレーションによって大スケールの古典ゆらぎが生成されるというシナリオと整合的である.本解析では多数個(3個以上)の検出器間のエンタングルメントを評価しその結果,多体間エンタングルメントは大スケールにおいても残り得ることを示した.この結果は,原始ゆらぎの古典性についての再考察を必要とするものである.
(2)deSitter時空におけるFisher情報量:de Sitter時空上の量子場に対する古典Fisher情報量ならびに量子Fisher情報量を評価し,場の持つエンタングルメントとこれらの情報量の振る舞いの関係性を議論した.
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現在までの達成度 (段落) |
29年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
29年度が最終年度であるため、記入しない。
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