研究領域 | 反応集積化が導く中分子戦略:高次生物機能分子の創製 |
研究課題/領域番号 |
16H01160
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研究種目 |
新学術領域研究(研究領域提案型)
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
理工系
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研究機関 | 静岡県立大学 |
研究代表者 |
菅 敏幸 静岡県立大学, 薬学部, 教授 (10221904)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
5,720千円 (直接経費: 4,400千円、間接経費: 1,320千円)
2017年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2016年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
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キーワード | Ugi反応 / 多成分連結反応 / TAN1251C / アミド結合の切断 / Dieckmann縮合 / りスピロ骨格 / プレニル基 / 分子内脱水縮合反応 / ウギ反応 / 集積反応 / イソニトリル / スピロラクタム / TAN1251 / 4成分集積 / オキシム / エナミド / 還元 / 立体化学 / 汎用性の高いウギ反応 / 無臭イソニトリル / アシルオキサゾリジノン / 固相連結型 |
研究実績の概要 |
Ugi反応は、カルボン酸、アミン、アルデヒドとイソニトリルを混合するだけで、一切の添加剤を必要とせずに一挙に 4 成分が円滑に集積する魅力的な多成分連結反応である。また、Ugi反応により得られる含窒素化合物はアミノ酸誘導体であり、ドラックライクな構造を有していることも特徴の一つである.我々は、この強力な反応に魅せられて積極的に生物活性天然物の合成に取り入れてきた。その過程で、Ugi反応集積体のイソニトリル由来のC-端のアミド結合の切断により、さらに多様な化合物合成へと展開可能なことを見出した。本年度は、Ugi反応集積体から効率的なスピロラクタム環構築を行い、TAN1251Cの全合成を行った。 Ugi反応後、集積体のアミド結合の切断とDieckmann縮合によりスピロ骨格を構築した。続いて、ラクタム環上のアミノ基の導入はオキシムの亜鉛還元により行った。本反応では亜鉛がアミドカルボニルとヒドロキシルアミンに配位した中間体を経由していると考えている。この際、亜鉛が立体障害の小さなTBDPS基の反対側に配置し、ラクタムの上方向側からのプロトン化により望みの立体化学が得られた。最後に、フェノール性水酸基にプレニル基を導入後、生合成仮説に基づく分子内脱水縮合反応により全合成を達成した。
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現在までの達成度 (段落) |
29年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
29年度が最終年度であるため、記入しない。
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