研究領域 | 太陽地球圏環境予測:我々が生きる宇宙の理解とその変動に対応する社会基盤の形成 |
研究課題/領域番号 |
16H01182
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研究種目 |
新学術領域研究(研究領域提案型)
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
理工系
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研究機関 | 法政大学 |
研究代表者 |
松本 倫明 法政大学, 人間環境学部, 教授 (60308004)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2017年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2016年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 太陽圏 / 太陽風 / 太陽圏電流シート / 共回転相互作用領域 / MHD / 磁気流体力学 / AMR / 適合格子細分化法 / 太陽物理学 / 超高層大気環境 / 宇宙物理 / 高回転相互作用領域 |
研究実績の概要 |
平成29年度の成果は以下の2点である。 第1点目は、格子の細分化条件の改良である。昨年度までは細分化条件として、太陽からの距離に応じた条件(太陽に近いほど細かい格子)と太陽圏電流シートがあるとさらに数段階細分化する条件を採用していた。太陽圏電流シートでは太陽風の吹き出しが固定された定常的な太陽風の場合には、太陽圏電流シートは比較的明確に検出することができ、この細分化条件は意図した通りに動作した。しかし、観測に基づいた非定常な太陽風を実装すると、太陽圏における電流分布が複雑になり、太陽圏電流シートの検出が難しくなる。 そこで、平成29年度はこの細分化条件を改良し、密度が閾値よりも高い場合に細分化するようにした。閾値は太陽からの距離の自乗に反比例して小さくなるように設定し、太陽風が太陽からの距離に応じて密度が低くなることを考慮した。これはプラズマシートを細分化することに対応する。この細分化条件を採用することにより、太陽圏電流シートを意図した通りに細分化することができた。 第2点目は、太陽圏における惑星軌道の計算と、惑星における太陽風パラメータのその場観測の実装である。各惑星の軌道要素をテーブルから読み込み、シミューレーションの各ステップにおける惑星の位置を計算した。これにより、シミューレーションデータと衛星観測との比較が可能になった。地球の軌道の場合には NASA の OMNIWeb からデータを取得し、シミューレーションの結果と比較した。
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現在までの達成度 (段落) |
29年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
29年度が最終年度であるため、記入しない。
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